認知症の方と共に歩む ー理解促進の取組みー認知症の方と共に歩む ー理解促進の取組みー

SOMPOケア認知症応援プロジェクト「Orange+」。
地域とのつながりの中で、認知症に対する正しい知識・情報提供と理解促進に努めています。

RUN伴(ランとも)

RUN伴とは、認知症のある方とともに、誰もが暮らしやすい地域づくりを目指し、認知症当事者の方とそのご家族、支援者、一般の方がリレーをしながら一つのタスキをつなぎゴールを目指すNPO法人「認知症フレンドシップクラブ」主催のイベントです。
2019年度はSOMPOケアから約1,000名が参加しました。

2019年度 RUN伴

認知症カフェ

全国にあるSOMPOケアの事業所で、認知症当事者の方やそのご家族、地域の方を対象とした”認知症カフェ”を実施。
認知症に関するイベントや座談、認知症予防体操、ほっと一息のお茶など、さまざまな形で交流する場となっています。

認知症カフェの様子

OKGカフェ(温玉かけごはん専門店)

OKG専門店は、「世界一おいしいたまご」と評判の「たかはしたまご」を使用した、温玉かけごはん専門店です。
このお店は埼玉県入間市で期間限定開店し、「認知症を抱える人」が店員となり、お客さまをお出迎えしました。
客席に店員が一緒に座ってお話をはじめたり、注文してから長い時間待たされたりすることもあります。
来訪されたお客さまには、そんな不思議な時間をお楽しみいただきました。
SOMPOケアでは、地域の皆さまとの関わりを多く持ちたいという思いから、このお店をただ“食べに来る場所”ではなく“時を共有する場所”になるように作り上げていきます。多様な人々がありのままを認め合い、助け合って暮らしていた、かつての地域のあり方を目指します。また、OKG専門店に限らず、カフェや駄菓子屋などさまざまなものに変化させ、認知症への理解の促進に取り組んでいきます。

OKG専門店の様子

定食屋きまぐれ

忘れちゃったけどまちがえちゃったけどまあいいか

まちがえることを受け入れ、まちがえることを一緒に楽しむ「認知症を抱える人」が接客する不思議であたたかい定食屋です。
東京都江戸川区地域の有志が集まり、始めた「定食屋きまぐれ」のコンセプトに共感し、SOMPOケアのご利用者さま、スタッフも運営に関わっています。
誰もが関わることで、できることがいっぱいある。
機会があれば、できることがいっぱいある。
もしまちがえてしまっても受け入れ、一緒に楽しむ。
そのような空間づくりをSOMPOケアは応援しています。

定食屋きまぐれの様子

認知症サポーター

SOMPOケア職員の認知症サポーター養成を推進するとともに、講師資格を持つ職員(キャラバンメイト)が地域で認知症サポーター養成講座を開催することで、認知症の方が暮らしやすい地域の実現に取り組んでいます。

認知症サポーターとは

認知症に対する正しい知識と理解を促すための、厚生労働省の取組みのひとつに、「認知症サポーター」があります。
「認知症サポーター」とは、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする人たちのこと。厚生労働省が推奨する「認知症サポーター養成講座」を受講すれば誰でもなることができ、2019年9月までに、日本全国でおよそ1,192万人(※)もの人が認知症サポーターとなっています。
認知症サポーターが身に着けている「オレンジリング」は、認知症の人や家族を温かく見守る応援者であることの証です。※「認知症サポーターキャラバン」より

認知症サポーターの証、オレンジリング

就労支援

「自分らしい暮らし」の一つとして「はたらく」ことも大切な要素と考えます。
SOMPOケアには、若年性認知症の診断を受けた方が一緒に働いている事業所があります。ご本人とそのご家族、若年性認知症支援コーディネーター※等と連携しながら、ご本人のご経験やできることを活かし、ご利用者さまの暮らしに寄り添うチームの一翼を担っています。

※若年性認知症支援コーディネーターとは、『認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)』のもと、若年性認知症の人の自立支援に関わる関係者ネットワークの調整役として都道府県の相談窓口に配置されています。

お問い合わせ

認知症に関するお悩みのご相談や、受けられる介護サービスの確認など、お気軽にご連絡ください。

新規開設認知症サポートダイヤル

0120-97-54330120-97-5433

受付時間 平日 10:00〜16:00(年末年始を除く)