嚥下の勉強会~いつまでも美味しく食事を食べられるように~
2024年6月20日
こんにちは!
ラヴィーレレジデンス世田谷千歳台です
6月20日(木) 14:00~15:00
SOMPOケア在宅老人ホームの
世田谷訪問看護の言語聴覚士 増田萌さんをお迎えして
「嚥下の勉強会」が開催されました。
「言語聴覚士」とは・・・?
言葉によるコミュニケーションに問題がある方に
専門的サービスを提供し
ご自分らしい生活ができるよう支援する専門職です。
「話す、聞く、食べる」のスペシャリストですね。
今回は「嚥下(えんげ)」の機能維持と向上についてお話頂きました。
「嚥下えんげ」とは・・・?
食べ物を飲み込み、口から胃へと運ぶ一連の動作のことをいいます。
嚥下機能が低下したり、嚥下困難になってしまったりした状態では
日常場面でさまざまな変化がみられます。
・食事中にむせこむことが増えた
・食後など痰や咳が出る
・飲み込んだ後も口の中に食べ物が残る
・硬い物が食べずらくなった
・食事に時間がかかるようになった
・食事中や食後に声が変わる
こんな症状のある方は
飲み込みの機能低下の疑いがあるとのことです。
ご飯を美味しく安全に食べるための予防方法として
”飲み込みの体操”をご紹介いただきました。
お話だけでは理解しにくいとのお声もあり
ご参加いただいたご入居者様も実際に行っていただきました。
まず準備体操です。
深呼吸の後
首、肩のストレッチを行います。
いよいよ飲み込みの体操です。
・唾液腺のマッサージ
耳下線、顎下線、舌下線を
それぞれ優しくマッサージ・・・
・パタカラ体操
パ、タ、カ、ラ、と
はっきり発音します。
・パタカラ体操応用編
パタカラの発生と一緒に手も動かします。
グー!、パー!グー!、パー!
・ブローイング
この日の為にご用意いただいた不思議な紙コップ。
これが優れもの!
紙コップから伸びたストローにフーッと息を吹き込むと
中からビニール手袋が出現!
ちゃんと息が吹き込まれていることがわかります。
皆さま体験された後、
これはいいね。
自分でよくわかるからいいよ。
部屋でもやってみようかな。
・・・などなど大変好評でした。
飲み込む嚥下の機能が低下すると、
食事が摂れなくなって
健康を保つことが難しくなる可能性があります。
飲み込みやすい嚥下食を工夫するなど食事内容に配慮したり、
正しい食事の姿勢を保ったり、
パタカラ体操などトレーニングを行うことなどで
嚥下機能の低下を補って、
いつまでも美味しく食べる楽しみを
大切にしていきたいものですね。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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