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カラダコラム:嚥下(飲み込み)障害について②

2025年1月30日

前回、嚥下(飲み込み)障害について触れました。

今回は、飲み込みのメカニズムと、嚥下障害の特徴について
ご紹介していきます。

一言に「食べる」という一連の動作でも、実は5段階に分類されています。

「先行期」
簡単に言えば食べるペースを作る段階。
お茶で口を潤してからお菓子を食べる、ご飯、おかず、みそ汁などを交互
に食べるなど、食べやすい量やスピードをほぼ無意識に判断します。

「準備期」
食べ物を細かくしながらだ液と混ぜ合わせて粘りを持たせ、
飲み込みやすい形状にまとめ上げる段階です。
ここでまとめ上げたものを「食塊(しょくかい)」といいます。

「口腔期」
食塊を口から喉に送る段階。
主に舌の運動によって行われます。

「咽頭期」
さらに喉から食道へ送る、「ゴックン」という段階です。 軟口蓋が反射的
に収縮して食塊が鼻に逆流するのを防ぎます。舌骨と甲状軟骨が持ち
上がって食道が開き、喉頭蓋が倒れて気管が塞がります。

「食道期」
絞り込むような食道の運動により食塊を胃まで運ぶ段階です。

嚥下障害とは、これら5期のいずれか、あるいは複数の段階に何らかの問
題がある状態です。一般に嚥下障害の代表的症状と思われている「飲食によっ
てむせること」がなくても、食べ物を認識できない、噛めない、食塊を作れない、
飲み込めないといったことが一つでもあれば、摂食・嚥下障害といえます。

前回もお話しした通り、飲み込む能力を検査することもできます。
例えば、保0無に巡回している訪問歯科でも行っている場合があります。

ご興味のある方は、飲み込みが不安になってきている方は
一度検査を受けてみるものいいかもしれません。

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