認知症の方は、嫌な事をしても覚えてない?
2021年3月26日
そんぽの家 武蔵村山は、介護付き有料老人ホームです。
認知症を発症した方の多くは、記憶障がいとして症状が現れる事が多いです。
食事で何を食べたかといった記憶ではなく、食事をしたエピソードが障がいされます。
でも記憶が障がいされていても「快・不快」の感情は残ります。
「何かわからないけど快(不快)だった」という感情は積み重なっていきます。
認知症の方で入浴介助を拒否する場合があります。
認知症の方に見られる傾向として「重ね着」があります。
若年性認知症の方の言葉として、「暑くて汗だくになっても重ね着していないと不安」という言葉があります。
重ね着で安心している所にお風呂だからと言って脱ぐのは「なんだか知らないところで不安なのに鎧を脱ぐ」といった感じなのでしょう。
そのような状態では、入浴拒否は仕方がないかもしれません。
間違って強引にお風呂に入れたところで、暴れる危険がありますし不快な気持ちにさせてしまうだけです。
問題なのは、「何があったかわからないけど、あの人は不快な気持ちになる」事です。
介助する側は衛生上の問題など考えて良かれと思っている事が、本人にとっては「不快な事をする人」となります。
誰しも「不快な事をする人」には、関わり合いを持ちたくないものです。
認知症の難しい面として、「お風呂」がお風呂として認知されているかわからない点です。
お風呂という単語が違うイメージと間違って認知される事もあります。
仮にお風呂という単語がトイレと間違った認知につながると、「なんでトイレで服を脱がないといけないの」となります。
また、脳の障がいとして高次脳機能障害がありますが、見え方が違ってくる場合があるそうで「階段だと理解しているので段差がわからない」「床に線が並んでいるだけなのに段差がるように感じる」といった症状があります。
認知症も脳の機能障がいですから、見え方が違う事も大いにあり得ます。
生活の中で不快な事を我慢して過ごさないといけないとなると、とても苦しい生活になります。
入浴として裸になるのが嫌であれば、手や足を温めたり洗ったりといった行為から「快」を蓄積していき徐々に進める方が良いでしょう。
「不快」を蓄積してすべてを拒絶されると誰にとっても幸せではありません。
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