『介護に対する考え方』について
2020年9月13日
介護付きホーム SOMPOケア ラヴィーレ大磯のホームだよりをご覧いただきありがとうございます。秋の夜が長く感じられる季節となりました。
今年も半分が過ぎ、新卒の内定式が行われる時期になってきました。当ホームに入社した社員に渡している一冊の本を紹介致します。その本は『やってますか?100』と題した高齢者介護で実践すべき基本が書かれているものです!ケアスタッフに関わらず、この本を読んで貰っています。本を渡すのみで入社後の入口は終了!ではなく、いくつかの研修を受けた後、実際の現場に入って行動して貰いますので、ご安心下さい!
会社によって経営理念が異なり、内部で働く社員に対しての行動指針が示されています。SOMPOケアグループも以下のように経営基本方針が定められています。
『「人間尊重」を経営の基本とし、安心・安全・健康に資する最高品質の介護サービスのご提供ならびに、働き甲斐と働きやすい職場の提供を行い、「世界に誇れる豊かな長寿国日本」の実現に貢献』(経営理念・略)
『私たちは自らの仕事に誇りを持ち、たゆまぬ自己研鑽を通して成長し続けます。』5つ指針あり(行動指針・略)
上記の考えの下、介護現場で働く一人として、理解し行動して貰いたい事がこの本には書いてあります。接し方や仕事上の態度からアクティビティ、家族への働きかけ、施設管理等、13のセクション別で計100項目の実践すべき行動についての内容となっています。その中で高齢者の方の話に耳を傾け、そこから趣味嗜好、家族構成、関係性等を聞き取りそれを介護にどうのように繋げていくか考える事が大事であるという事がどのセクションにも記載があります。また、介護の行い方1つで、その人の能力の向上を望むことが出来なくなります。例えば、ベッドの高さひとつでも一人でできるはずが出来なくなる事もあります。アクティビティの選択も幼稚園で行うようなものは、価値の低下を感じさせてしまいます。本の内容としては、入社時だけでなく、時々読み返す事が介護の質の向上に繋がると感じます。
誰もが年齢を重ねていきます。当ホームにご入居されている皆様も様々な時代を乗り越えて来ています。その中で長年連れ添っている奥様の事を話して下さった方がいました。出会いは何だったんですか?と聞いた時に最初の出会いではなく、今だよ。一緒に連れ添ってきた期間が深い愛と感謝の気持ちで言葉に表せない程大事だと話されていました。介護業界で働いていて学ぶ事が多く、自分の視野が広がる瞬間を感じます。介護の世界は自分の将来でもあると思います。この本からどのように向き合い、行動するかを読み取って貰えたらと思います。
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介護付きホーム SOMPOケア ラヴィーレ大磯
