事故カンファレンス
2021年5月18日
ホームでは、入居者様に安心かつ安全にお過ごしいただけますよう、日々支援に努めておりますが、諸々の要因により事故が発生しているのも事実です。
「事故」には、軽微なものから重大なものまであり、代表的な種類としては以下が挙げられます。
●転倒・転落
●外傷の発見・発生(内出血、擦過傷、切傷など)
●薬の事故(誤薬、時間間違い、落薬など)
●窒息・誤嚥
●異食
●食事提供間違い
これらの事故が発生した際には、第一発見者の職員が、介護職員の責任者や看護師、管理職へ状況報告を行い、発生現場において適任者が様子観察や一次処置を実施し、対応を進めていく流れになります。
事故後の対応が完了したら、第一発見者は発生経緯や対応内容などを記載する事故報告書を作成します(報告書の内容に基づいて、ご家族様へ事故報告させていただきます)。
事故発生の要因分析は必須であり、「入居者様要因」「介護側要因」「環境要因」の3つに分類し、それぞれの要因を探っていきます。
そして、より大切なのは、これら3大要因に紐づく再発防止策の立案とその周知ではないかと考えております。
入居者様もご家族様も、私たち職員も「同じ事故は防ぎたい。」「二度と起きてほしくない。」というのは共通の想いではないでしょうか。
再発防止に向けて、ホームでは事故に関するカンファレンスを定期開催し、意欲的な職員が要因分析と対策立案に注力しています。
SOMPOケア ラヴィーレ鷺ノ宮
副ホーム長 田中直樹
