医療
体の具合が悪くなると、病院に行きます。一方、体が不自由になると介護サービスを受けます。なんとなく同じカテゴリのようですが、医療と介護には、実は大きなちがいがあります。
医療が目指すのは「病気やケガを治すこと」。一方、介護が目指すのは「希望する生活が送れるようになること」です。介護では、本人の人生観や生活への希望が最優先。そのために必要な医療を上手に選択する視点が求められます。介護はいわば、充実した人生を送るための手段。介護と医療との上手な付き合い方を、SOMPOケアの増岡がお話しします。
大学で法学を専攻するものの、祖母と暮らした経験から介護職を志す。2004年に入社後、ケアスタッフ、ホーム長、エリアマネジャーなど、さまざまな立場から介護の現場を経験。現在は、現場からの要請に応じて、対応困難な事態の問題解決にあたる教育チームに所属。関西~四国エリアを中心に日々飛び回っている。