認知症について
2024年11月10日
こんにちは。SOMPOケア交野の伊藤です。(*^_^*)
急に気温が下がり、寒くなってきましたね。(>_<)そろそろ、去年購入した
あったかい室内履きの出番かな?と毎日チラ見しています。(^_^;)
さて、今回からはお客様からもよく質問がありますので、認知症について話していきたいと思います。(*^^*)「痴呆症」と呼ばれていた時代から比べると、名称も「認知症」に変わり、世間にもどんな病気か浸透してきているかと思いますが、「詳しくは知らない…」という人が多いかと思います。認知症のことを知っていただき、少しでも皆さまの介護に役立てていただければと思います。(≧▽≦)
認知症とは…生まれつきではなく、一度は問題なく発達してた脳の機能が、脳梗塞など脳の病気等により障害を受け、持続的に機能が低下し、日常生活や社会生活に支障をきたしている状態。ということになります。
ポイントは、
① 一度は正常に発達している。
② 後天的に障害を負っている。
③ 継続して機能が低下し続けている。
④ 生活に支障をきたしている。
の4つになります。
生まれつきの脳の障害は、認知症とは診断されません。
また、認知症か高次脳機能障害との違いは、継続して機能が低下しているかどうかになります。高次脳機能障害では、一度低下した機能よりさらに低下することは脳梗塞などを再発しない限りありません。
そして、日常生活、社会生活に支障をきたしていなければ、認知症とは判断されません。
認知症の定義がなぜ重要かというと、認知症の症状に似ている症状の出る、他の病気の可能性があるからです。そういった病気は治療することで、症状が改善する可能性が高いです。今起こっている症状が、認知症によるものかそうでないのかによって予後も変わりますし、対応も変わってきます。なので、今起こっている症状が認知症によるものか、そうでないものかについてしっかりと知る必要があります。
また、認知症には種類があります。大きく分けて4種類です。それぞれ特徴があり、症状についても違いがあります。どの認知症かを知ることは、今後どんな症状が出るかを予測するうえでも大切になってきます!
そのため、私は認知症のような症状が見られた場合、確定診断を受けることをお勧めしています。
確定診断とは、問診、機能テスト(長谷川式等)、画像検査(MRIなど)、血液検査を行い、診断します。
もし、身近な誰かが最近物忘れが出てきたと感じたり、性格が変わったと感じたり何か以前と違うと違和感があったときには、ぜひ確定診断をしている認知症の専門の病院を受診していただければと思います。(^_^)
次回からは、4つの認知症について1つずつ説明をしていきたいと思います。急に寒くなり、体調を崩しやすくなっていますので、お身体大切にしてください。風邪予防には手洗いうがいが一番です!(*^_^*)気になること、知りたいことなどありましたら、
SOMPOケア交野居宅介護支援 080-3363-4774 までお気軽にご連絡ください。
それでは次回、またお会いしましょう。(^^)/