高齢者施設について(グループホーム)
2024年8月17日
こんにちは。SOMPOケア交野の伊藤です。(*^_^*)
お盆が過ぎ、秋の空に近づき、暑さも少しずつ和らいできましたね。(≧▽≦)日中はまだまだ暑い日が続くようですが、それでも過ごしやすくなってきたので暑いのが苦手な私としてはうれしい限りです。このまま秋に向けて涼しくなってくれると良いのですが…。
さて、今回は、民間の施設である、グループホームについてです。私が担当していた方も何名か入所されています。認知症の方の施設としてよく聞く施設の名前かと思います。(*^^*)
④ グループホーム…
認知症のある高齢者が、介助を受けながら少人数で共同生活をおくる施設になります。1フロアに最大9人まで入居できます。1つの施設に2フロア~3フロアあり、入居者は自由にフロアの行き来はできなくなっています。各フロアにスタッフがおり援助します。また、グループホームでは、簡単な洗い物や洗濯ものなどを入居者様に手伝ってもらうなど本人様の能力を活かして生活していただきます。そのため認知症の進行予防になります。
対象:医師による認知症の診断を受けている。
65歳以上の要支援2または要介護1以上の方。
施設のある市町村に住民票がある方。
以上すべての条件がそろっている必要があります。
費用:入居一時金+月額費用(食費・居住費+介護サービス費1割~3割)。
居住費は施設によって異なります。
介護サービス費は介護度によって異なります。
メリット : 認知症の進行を和らげる。
認知症ケア専門の職員が常駐している。
少人数なので入居者様同士でのコミュニケーションがとりやすい。
デメリット:定員が少ないため、入居がなかなかできない。
施設のある住所に住民票がなければならない。(他市町村への入居ができない)
グループホームは認知症の方が、今持っている能力を活かして生活できる施設になります。「認知症になっても自分でできることは自分でしたい!」と思っている方には良い施設かと思います。認知症の進行予防にもなりましスタッフも認知症介護の専門になりますので、認知症の方には打ってつけの施設かと思います。(^^)bただし、入居者様皆様が認知症のため、入居者様同士でトラブルになることもよくあります。認知症介護に強いスタッフが常駐しているのでトラブル時には対応してもらうことができますが、ストレスに感じる可能性が高いです。(>_<)また、ご自身は「認知症ではない!」と認識されている方が、入居するとショックを受けたり、ご立腹する可能性があり、うまくいかないことが多いです。認知症だから、グループホームが良い!ではなく、本人様の状態や性格、今後どう生きていきたいかを踏まえたうえで入居を決めていただければと思います。質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。
m(__)m
それでは次回、またお会いしましょう。(^^)/