高齢者施設について(特別養護老人ホーム)
2024年3月17日
こんにちは。SOMPOケア交野の伊藤です。(*^_^*)
前回に引き続き、高齢者施設についてお話していきたいと思います。(^^)/公的施設には、①特別養護老人ホーム、②介護老人保健施設、③養護老人ホーム、④介護医療院、⑤介護療養型施設、⑥ケアハウスなどがあります。今回は①特別養護老人ホームについて説明していきたいと思います。
① 特別養護老人ホーム…
皆さん、高齢者施設と言えばまずこの施設が思い浮かぶのではないでしょうか?
老人ホームもしくは、特養(とくよう)と呼ばれています。施設サービスになるので、ケアマネ、ヘルパー、福祉用具はすべて施設のものになります。なので、ご自身で福祉用具を借りたり、デイサービスに行こうとする場合は全額自費負担になります。また、特養では看取り対応ができますので最期まで生活することができます。職員には、ヘルパー、ケアマネ、看護師などがいます。
対象 :要介護3~要介護5の方。自治体によっては条件を満たしていれば要介護1,要介護2の方でも入れます。
費用 ;要介護度、居室タイプなどによって値段が異なりますが、安い施設が多いです。ただし、すべての施設が同じ値段というわけではないので、良い設備が整っているなどの理由で月額料金が高い施設もあります。その他に食費などがかかってきます。
メリット ;費用が安い。
長期入所ができる。(看取ってもらうことができる)
24時間体制で介護を受けることができる。
レクリエーションなど充実していることが多い。
デメリット:要介護3以上でなければ入所できない。
夜間は看護師がいない施設もあり医療体制が整っていないこともある。
待機人数が多く入所まで待つことがある。
食事時間など決まったスケジュールがある程度決まっている。
その他 :特別養護老人ホームに入所する場合、所得や資産等(預貯金含む)が一定水準以下の人は、負担限度額を超えた分の居住費および食費が介護保険から支給されます。(特定入所者介護サービス費(負担限度額認定))そのため費用を抑えることが可能になります。(*^^*)
経済的に不安のある方や、寝たきり度の高い方、1日を通して援助がたくさん必要な方が向いているかと思います。逆に施設のスケジュールに合わせて生活することが多いので、こだわりの強い方や、人と関わることが苦手な方は向いていないかもしれないですね。どちらにしても、一度その施設を見学して施設の雰囲気を見て決めていただくのが一番です!
質問等ありましたらお気軽にご連絡ください!
それでは、次回またお会いしましょう!(^^)/