介護保険で利用できるサービス⑤
2024年2月23日
こんにちは。SOMPOケア交野の伊藤です。(*^_^*)
今回も介護保険で利用できるサービス(在宅)について説明していきます。
今回は、訪問+通所の複合系のサービスについてです。訪問+通所の複合系のサービスは同じ介護事業所の通所と訪問のサービスを合わせて利用できるサービスです。
① 小規模多機能型居宅介護
対象者:要支援1~要介護5の方でサービス事業所が所在する市町村に淳民票がある方。
提供時間:24時間
利用料金:介護度によって変わります。それ以外に食事代や宿泊代がかかります。
サービスの内容:
小多機(しょーたき)と略されることが多いです。デイサービスを中心に利用しますが、同居のご家族様の旅行や体調不良時などの時にはお泊り(ショートステイ)を利用します。また、なじみのヘルパーさんが訪問して生活上の支援や服薬援助を行います。短時間の援助や緊急時の対応などの訪問ができます。これらのサービスを同じ事業所で受けることができるためなじみのヘルパーさんに援助をしてもらうことができるので安心してサービスを受けることができます。
利用者の定員がデイサービス1日18人以下、宿泊は1日9人以下となっているため、定員がいっぱいの時はサービスを受けることができません。
② 看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)
対象者:要介護1~要介護5の方でサービス事業所が所在する市町村に淳民票がある方。
提供時間:24時間
利用料金:介護度によって変わります。それ以外に食事代や宿泊代がかかります。
サービス内容:
看多機(かんたき)と略されることが多いです。小規模多機能型居宅介護の利用に訪問看護のサービスが加わったサービスになります。看護師も他のサービスと同じ事業所の看護師になります。医療ニーズの高い方や退院後で体調が不安定な方が利用することが多いサービスになります。
以上、訪問+通所サービスの説明でした。地域密着型のサービスになるのでお住いの地域によって多少違うこともあるかもしれませんので、ご利用の際にはケアマネさんに確認してください。(>_<)訪問+通所のサービスは、自宅にいながら施設のようなサービスを受けることができ、自宅での生活を継続するためのサービスになります。施設入所に抵抗があるときや自宅での生活が難しいが自宅で家族との生活を継続したい際などにご利用いただければと思います。今年の4月の法改正でさらに、訪問+通所のサービスの種類が増えるらしいと聞いています。最近は、病院や施設で最期を迎えるのではなく、最期まで住み慣れた場所(自宅)で生活する時代になってきているのです。(≧▽≦)
質問等ありましたらお気軽にご連絡ください!
それでは、次回またお会いしましょう!(^^)/