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介護保険で利用できるサービス(在宅)④

2024年2月17日

 こんにちは。SOMPOケア交野の伊藤です。(*^_^*)

 今回も介護保険で利用できるサービス(在宅)について説明していきます。
今回は、通所系と言われるサービスです。通所系サービスは利用者様が定期的に施設等に通って受けるサービスになります。

① 通所介護
 対象者:要支援1~要介護5
 提供時間:サービス提供事業所が定める営業時間の範囲
 利用料金:利用時間と介護度で決まります。その他に決められた要件によって、加算や減算があります。

 サービスの内容:
  いわゆるデイサービスです。利用者様が通いで利用するサービスになります。カラオケや、手芸教室など楽しめる時間や、季節ごとのイベント、誕生日会などがあります。利用時間の長さや希望によって、入浴援助、昼食やおやつの提供があります。
デイサービスには上記のように楽しみや人と会う機会や外出の機会を持つことを目的とした従来のデイサービスだけではなく、リハビリ特化型、認知症型デイサービス、お泊りデイサービスなどもあります。デイサービスによっては対象が「要支援の方のみ」、「要介護の方のみ」と決まっている事業所もあります。

☆リハビリ特化型デイサービス…リハビリに特化したデイサービス。食事の提供や入浴の提供を行っていない事業所が多く、半日の利用になるところが多いです。利用対象は要介護1~要介護5の方になります。従来のデイサービスに抵抗のある方などや運動の機会を持ちたい方に適しています。

☆認知症型デイサービス…1日の定員数が12名以下で認知症の方を対象としたデイサービスです。食事準備や洗濯などスタッフと一緒に行うことで認知機能の低下予防、自立度を維持することを目的としています。認知症の症状が見られる方に適しています。

☆お泊りデイサービス…1日の定員9名以下の宿泊施設のついたデイサービスです。日中はデイサービスとして利用し、そのまま宿泊できるデイサービスです。夜間帯は、職員が常駐しています。

② 通所リハビリ
 対象者:要支援1~要介護5
提供時間:サービス提供事業所が定める営業時間の範囲
利用料金:利用時間と介護度で決まります。その他に決められた要件によって、加算や減算があります。

サービス内容:
  デイケアと言われるサービスです。施設に通ってリハビリを受けます。リハビリ以外にも、食事、入浴援助の提供やレクリエーション、季節のイベントなどがあります。
 退院後、在宅での日常生活が送れるよう生活機能の回復をサービスの目的としています。リハビリ特化型のデイサービスとは違って、通所リハビリでは医師が常駐していますので、医療的ケアが必要な方にも適しています。
 また、自宅での福祉用具の利用についてのアドバイスや在宅生活での動作などのアドバイスをしてもらうことができます。
 利用する際には主治医の指示書が必要となるため、主治医の先生に事前にお伝えしておく必要があります。
 
③ 短期入所生活介護
 対象者:要支援1~要介護5
 提供時間:24時間
 料金:介護度と利用日数によって決まります。その他施設の規模や形態でも異なります。
 連続可能日数:30日(31日目からは自費になります。やむを得ない事情がある場合はロングショートステイと言って30日以上の長期にわたって利用できる場合があります。

サービス内容:
 施設に短期間宿泊してサービスを受けることができるサービスです。生活上の援助とレクリエーションなどのアクティビティを受けることができます。宿泊する施設によっては
介護者の方が旅行に行くときや、入院されたときなどに利用します。また、本人様の施設入所に待ちがあり在宅での生活が難しい場合に利用します。
ショートステイを急に利用することは、本人様もサービス提供者も情報がわからず負担が大きくなります。サービス開始時に一度試しに利用していると急に必要になった際にスムーズに援助を受けることができます。また、デイサービスを併設している施設も多いので、ショートステイと同じ事業所のデイサービスを利用していると普段の状況がわかるため、よりその方に合ったサービスを受けることができます。

 ショートステイを提供する施設には従来型とユニット型があります。
☆従来型…病院なようなつくりになっており、廊下に沿ってもしくは廊下を挟んで居室が並んでいます。数人が同じ部屋となる多床室以外に、2人部屋や個室もあります。従来型には大きなホールや食堂が設置されており、そこで食事やアクティビティが行われます。

☆ユニット型…10人程度の利用者に対して食堂や台所など共有スペースを設け、同じスタッフがケアできるようなシステムになっています。個室の他、大きな部屋を動かない壁で仕切った、個室的多床室があります。
 
 以上、通所系サービスの説明でした。お住いの地域によって多少違うこともあるかもしれませんので、ご利用の際にはケアマネさんに確認してください。(>_<)通所系のサービスは本人様の気分転換の機会や閉じこもり予防になるほか、介護者のレスパイト(休憩)にもなります。同居の場合、適度に利用することでお互いの負担が軽減することができます。大切な人とずっと一緒に在宅での生活を継続するための手段にもなりますので、ぜひ利用していただければと思います。

*通所介護では要支援の方は総合事業サービスとなります。総合事業サービスについてはまたの機会に説明させていただきます。

質問等ありましたらお気軽にご連絡ください!
それでは、次回は訪問+通所の複合系サービスでお会いしましょう。(^^)/

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