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介護保険で利用できるサービス(在宅)③

2024年2月10日

 こんにちは。SOMPOケア交野の伊藤です。(*^_^*)

 前回に引き続き介護保険で利用できるサービス(在宅)について説明していきます。
今回は、訪問系と言われるサービス後半です。訪問系サービスは自宅に訪問してもらいサービスを受けることができます。

④訪問看護
 対象者:要支援1~要介護5
 提供時間:サービス提供事業所が定める営業時間の範囲
     (事業所によっては24時間対応しているところもあります。)
 料金:出来高(提供援助に対しての料金)
   24時間対応している場合や緊急時の対応をしてもらう場合は加算があります。

 サービスの内容:
  看護師が訪問しサービスを提供します。
  サービス内容としては、日常の健康管理、インスリンの対応、自宅内で行うリハビリ、爪切り、医療的な相談や主治医との連携などがあります。

 訪問看護の利用は状態が悪くなってからと考えている方が多いですが、定期的な受診に加え週1回看護師さんに訪問してもらい状態を診てもらうことで、持病の悪化予防につながります。治療のためではなく予防のために訪問看護を使うのも健康に生活するための方法の一つです。
 訪問看護では、フットケアで、足のむくみ改善や爪切りなどもしてもらうことができ、歩行状態を維持するために利用することもあります。
 私が今まで利用したケースであれば、不整脈があり体調面で不安に感じている方の不安軽減目的、糖尿病の方のインスリン管理、心臓の悪い方のむくみ予防、また、急に状態が変わる可能性のある方で主治医と24時間連絡が取れない方の緊急時の対応のためなどです。
 今の健康状態を維持し、安心して過ごしていただくために利用します。

 利用時の注意点は、訪問看護を利用する場合、主治医の指示書というものが必要になってきます。そのため、利用する際は主治医の先生としっかり話し合う必要があります。利用する目的など、ケアマネや訪問看護の担当の方から病院に伝え、先生と連携を取りながらサービスを開始します。

⑤訪問リハビリテーション
 対象者:要支援1~要介護5
 提供時間:サービス提供事業所が定める営業時間の範囲
 料金:出来高(提供援助に対しての料金)
   それ以外にも事業所の形態などによって減算や加算があります。

 サービス内容:
  理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が自宅に訪問し、リハビリを行うサービスです。
 リハビリのための通院が困難な方や退院後の生活がまだ不安な方などが利用します。
 リハビリ以外にも住宅環境についての相談や援助方法の相談にも乗ってくださります。

 利用の注意点は、訪問リハビリは主治医から必要と判断された場合のみ利用できます。
なので、訪問リハビリを利用したいときは、ケアマネさんだけでなく主治医の先生にも相談をしてください。
 
 訪問リハビリは、デイケア(通所のリハビリ)とは違い、その人に合ったリハビリをしてもらえることや、実際に生活する場でのリハビリになるので、実用的であることがあります。

⑥訪問入浴介護
 対象者:要介護1~要介護5(要支援の方でも自宅に浴室がないなどの条件付きで利用できます。また、主治医から入浴の許可が出ていることが条件になります。
 提供時間:サービス提供事業所が定める営業時間の範囲
 料金:出来高(提供援助に対しての料金)全身浴か部分浴でも金額は異なります。
 
サービス内容:
 看護職員1名以上含めた3名以上のスタッフで自宅を訪問し専用の簡易浴槽を使って入浴の援助を行います。(要支援の場合は2名)

 自宅の浴室での入浴ができなくなったとき、デイサービスなどで入浴する方法もありますが、デイサービスなどに行くことも難しい場合などに利用することが多いです。寝たきりで、ずっと入浴できていない方などが利用することでお湯につかることができます。
 清拭だけでは汚れが落としきれなかったり、皮膚トラブルになりやすいです。また、お湯につかることで循環がよくなり体の芯から温まることができます。
 ガンの末期など看取りの方でずっとお風呂に入れなかったけど最後に入りたいとの希望を聞き、利用することもあります。
利用の注意点は、訪問入浴介護は、地域によって1か月の利用制限が設けられていることなどがあります。お住いの地域によって異なるため確認が必要です。

 以上、訪問系サービスの説明でした。私の持っている知識になりますので、お住いの地域によって多少違うこともあるかもしれませんので、ご利用の際にはケアマネさんに確認してください。(>_<)訪問系のサービスを上手に利用しながら、今の状態を維持を目指していただき、万が一寝たりきりになったとしても自宅での生活を継続していただければと思います。

*利用対象者が要支援1~要介護5となっているサービスは、要支援の方については、サービス名が少し違っています。だいたい予防〇〇となっています。

質問等ありましたらお気軽にご連絡ください!
それでは、次回は通所系サービスでお会いしましょう。(^^)/

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