介護保険で利用できるサービス(在宅)②
2024年1月27日
こんにちは。SOMPOケア交野の伊藤です。(*^_^*)
前回に引き続き介護保険で利用できるサービス(在宅)について説明していきます。
今回は、訪問系と言われるサービスです。訪問系サービスは自宅に訪問してもらいサービスを受けることができます。
① 訪問介護
対象者:要支援1~要介護5
提供時間:サービス提供事業所が定める営業時間の範囲
料金:出来高(提供援助に対しての料金)
サービスの種類と時間によって変わる。
サービスの内容:
ヘルパーが訪問しサービスを提供します。
身体援助と生活援助の2種類があります。
☆身体援助
入浴、食事、着替え、排泄など本人様に直接触れて援助を行うサービス、
転倒等のリスク回避のため、近くで見守りを行い必要時に身体を支えるサービス、
家事がご自身でできるようになるように見守り援助やそばで方法をお伝えするなど、
本人様が主に動作を行いヘルパーがそばで見守る家事の自立支援のサービスがあります。本人様と一緒に買い物に行くことも身体援助になります。
☆生活援助
掃除や洗濯、買い物などをヘルパーが代わりに行います。本人様の家事のみを行うことがルールなので、ご家族様分の家事を行うことはできません。例えば、掃除であれば本人様が利用する場所のみ掃除ができます。
また、同居の家族様がいる場合、基本的にご家族様に家事をしていただくため、ご家族様に障害があるなどのご家族様では対応が難しい理由が必要になります。
② 夜間対応型訪問介護
対象者 :要介護1~要介護5の方で事業所の所在地と同じ市に住民票がある方。
提供時間:22時~翌6時まで。緊急時の対応については
24時間対応可能な事業所もあります。
料金 :月額料金とヘルパーの訪問に応じた料金(出来高)
24時間対応している事業所は24時間対応のための加算があります。
サービス内容:
定期巡回サービス、随時サービス、オペレーションセンターサービスがあります。
随時サービスと、オペレーションサービスのため、利用される場合は、
事業所より緊急通報装置を貸し出されます。(レンタル代は無料)
また、サービスの性質上、医療的な対応が必要になることがあるので、
サービス提供事業所と、主治医や訪問看護がしっかりと連携を確保できる
体制になっています。
☆定期巡回サービス
あらかじめケアプランで決められたサービスを行います。決まった曜日、決まった時間に訪問します。夜間のサービスになりますので主に排泄援助は安否確認の援助を行うことが多いです。
☆随時サービス
緊急時などの必要時にヘルパーが訪問して援助を行います。訪問回数の制限はありませんが、訪問に応じて料金が追加されるので注意が必要です。(>_<)
緊急通報装置を押すとオペレーターと話ができ、必要性があるときはオペレーターがヘルパーを派遣してくれます。
転倒して立ち上がれなくなったなどの緊急時に対応してもらえるので、家にいながら、施設に近い状態で対応してもらうことができます。
☆オペレーションサービス
利用者様や家族様が緊急通報装置を押すとオペレーターにつながります。オペレーターは、相談内容によって、ヘルパーを派遣したり、主治医に連絡したり、救急車を手配したりします。オペレーターへの連絡は緊急通報装置を使用して行いますので、電話などは使用しません。
③ 定期巡回随時対応型訪問介護看護
対象者 :要介護1~要介護5の方で、サービス事業所の所在地に住民票がある方。
提供時間:24時間365日
料金 :月額の定額。要介護度によって値段が変わります。
サービス内容:
簡単に言ってしまうと夜間対応型訪問介護の24時間バーションで、
利用料金が、訪問回数に関係なく月額制です。
定期巡回のサービスを説明するととても長くなってしまうので、
また別の機会に説明します。(^-^;
夜間訪問型サービスや定期巡回サービスは自宅で生活していても施設のようなサービスが受けれられるよう作られたサービスになります。利用回数が少なければもったいないと思う方もおられるかもしれませんが、その代わり何かあったとき対応してもらえるという安心感があります。その方の状態にあったヘルパーの援助を選ぶことで在宅生活を継続できるよう考えられています。(*^^*)
質問等ありましたらお気軽にご連絡ください!
それでは、次回は訪問系サービスの後半でお会いしましょう。(^^)/