【接遇強化月間】接遇への思い②
2024年11月16日
2016年にSOMPOケア入社してから、接遇の言葉遣いについて毎年のように注意を受けている。言葉遣いが、タメ語になってしまう。
利用者様をお客様として見れない自分がいる。だからと言って、利用者様を下手に見てるわけでもない。利用者様が支払って下さるお金から、お給料が出ているのも解っている。
お客様ではなく、親戚の叔父さん叔母さんになってしまうのである。
注意されて、しばらくは意識しているが、気が付くと崩れている。
反省と自己嫌悪の日々を何回も繰り返す、進歩が出来ない。
なぜ出来ないのかを考えても答えが出ないまま、7年が過ぎてしまった。
今更だが、ようやく結論が出た。「すべての会話を敬語で話そう」
プライベートの話はタメ語で話していた。仕事の話でも、仲のいいスタッフにはタメ語で話をしていた。
全て敬語にしてしまうのは、どうかと思う所もあったが、そこまでしないと、習慣付ける事ができない。また崩れてしまうかもしれない。だったら、全て敬語で話せれば、崩れることは無くなるんじゃないかと思った。
実践してみると、最初はスムーズに言葉が出て来なかった。慣れるしかないと思い、自分なりの努力を重ねた。意識して話すと、早口がほんの少しだけ、ゆっくりになった気がする。反面、人と話すのが少し苦手になってしまった。崩れないか不安で仕方ない。
でも、今はやっていくしかない。
利用者様から「言い回しが変わった」と言われた。少し効果があったようだ。
余談だが、家では旦那に対して敬語で話してる。更年期障害がひどい時に、旦那の全てが嫌になり、旦那に対して客観的になった。それ以降、私から話しかける時は敬語になった。
接遇の言葉遣いで悩んだ時「旦那に対するみたいに客観的になればいいんだ」と思ったこともあったが、なんか客観的にはなれなかった。一歩引いた目で利用者様を見る事も大事だとは思うのだが。