サービス付き高齢者向け住宅SOMPOケア ラヴィーレレジデンス世田谷千歳台ホームだより

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大人のための朗読会~声とことばを紡ぐひと時を~

2024年12月12日

こんにちは!
ラヴィーレレジデンス世田谷千歳台です

12月12日(木) 14:00~15:00
「ことのはの会」の皆さまによる朗読会が開催されました。

本日の出し物は4本でした

・「アフターサービス」 星 新一  著
・「めずらしい人」   川端康成 著  
・「とんかつ」     三浦哲郎 著
・「祖父の湯呑」    三浦しをん 著

それぞれ短編集や傑作集に収録されている作品です。

今回は
「とんかつ 」 について簡単にご紹介します。

北陸の小さな旅館に母と息子の泊り客、息子は明日大本山に入門するという
「今夜は何かお好きなものを作りましょう」と尋ねると
「んだら、とんかつにして頂きゃんす」・・・

「とんかつ」の美しさは、
母子を見る女将の優しい心を美しく描ききった点にあります

父の不慮の事故死により、子は高校進学を断念し、
母は子を修行のために手元から放さざるを得なくなりました
そうした不幸な母子をつなぐ愛情を表すのがとんかつです
女将が母子にとんかつを出すのは、
母子間の愛情を女将が見守る優しい心の象徴です

その優しいまなざしの中に、母が子を通して亡き夫を見、
子が母の横にいるべき父を思う心があります
女将の視点は、あの世の父の視点に重なります

生者を描きつつその心の中にいる死者とその思いを描くのは、
三浦文学の特徴であり、全体を貫く主題です

今回も臨場感たっぷりの朗読でした
あっ、という間の1時間でした

ご入居者様も真剣な眼差しで見つめられ・・・
また、時には笑い声もあり・・・
それぞれに楽しまれたご様子でした

「ことのはの会」の皆さま
今年も沢山の素敵なお話を
ありがとうございました

声で紡ぐことばの世界
聴こえに自信のない方でも
読み手の表情や息遣いで
楽しんでいただければ幸いです

次回は来年2月の開催を予定しております
どうぞお楽しみに


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