認知症は急に悪くなる?
2021年1月20日
そんぽの家 武蔵村山は、介護付き有料老人ホームです。
認知症は記憶障がいを中心とした脳機能障害により、様々な症状を発症します。
認知症と言っても、記憶障がいがほとんどない(年齢相当)場合もあります。
大きく分けて認知症による「中心症状」と何かをきっかけに発症する「周辺症状」があります。
中心症状は少しずつ脳が萎縮する事で症状も徐々に進行します。
周辺症状は何かをきっかけに症状として現れます。
また、記憶を中心とした脳の機能が障害されるために「変化」が苦手です。
例えば、いつも置いてあるものが何かの理由で違うところにあると、本人としては「目の前で消えた」位の違和感になる場合があります。
記憶を中心とした脳の機能は低下しますが、感情は損なわれず残ります。
その為、「何となく自分がおかしい」「何となく不安な感じがする」といった感情を持った状態で生活する事になります。
いままで、何の症状もないのに認知症を疑われる場合に「せん妄」があります。
せん妄は、入院や引っ越しなどで環境が変わった場合に起こりやすく、時間の経過とともに解消されることがあります。
単純な物忘れ(昨日のご飯を思い出せない)は誰にでも起きます。
認知症による記憶障がい(ご飯を食べた事自体が記憶として残ってない)は、脳の障がいによって起こります。
脳内出血などの病気でなければ、認知症自体は急に進行はしません。
入院や引っ越しなどの際は、せん妄に注意が必要です。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
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