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認知症ケアについて~HECT事例4~

2021年8月17日

いつもホーム便りをご覧頂きありがとうございます。
上席ホーム長の高比良です。

本日も、認知症ケアについてお話させて頂きます。

今回も事例紹介となります。
HECTアプローチのT(作業)の項目が引き金となっていたケース。

A様はしばしば、夕食のテーブルに座って、出された食事を見つめていることがあります。
空腹かどうかを尋ねると「お腹が空いた」と答えます。
テーブルの上の食事は、A様がお好きな物であるにもかかわらず、はしやスプーンを使う事や、食べ物を口に運ぶ動作をなかなかされません。

職員はA様が、はしやスプーンを使う事や、食べ物を口に運ぶ動作を始める事が困難であるという事に気が付きました。
職員が醤油や塩を渡したり、一口で食べられる量をA様の唇へ近づけたりする事で、食事を食べ始める事ができるようになりました。

ポイント
■作業をはじめるきっかけ作りをする
・認知症の高齢者の場合、言葉によるきっかけ作りだけでは行動に移す事ができない事があります。
・介護者の直接的な援助がきっかけとなるように関わる必要があります。
・たとえ失敗したとしても、完全に自分でできるようになるまでは3、4回は試みる必要があります。

■様々な方法で動作を促す
・動作を始める手助けをする場合、様々な声かけやきっかけ作りができるように、いくつかの方法を用意しておく必要があります。

■行動の促しは絶えず行う
・自分から食堂や談話室へ行こうとされない方がいます。
・このような場合でも「どうせ行かないから」と諦めるのではなく、「食堂へ行ってみませんか?」と声をかけて、一緒に行くなどの行動の促しをしてみます。
・一人きりになりたいと思っている、刺激のすくない生活を送りたいと思っていると勝手には決めつけてはいけません。

■症状に応じて援助方法を変更する
・うつ症状の兆候が見られている場合は、その方にあった適切な場所や方法で援助するようにする。

認知症が進行すると、動作を始める能力を調整する脳の部分に障害があらわれてくる事があります。
つまり「何かのきっかけを基にして活動を始める」という事が困難になります。
認知症の高齢者の中には、うつ状態になる人もいるので注意が必要です。

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