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認知症ケアについて~当事者の言葉~

2021年8月10日

いつもホーム便りをご覧頂きありがとうございます。

上席ホーム長の高比良です。
本日も、認知症ケアについてお話させて頂きます。

厚生労働省の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。
団塊の世代が75歳以上となる2025年には、認知症患者数は700万人前後に達し、65歳以上の高齢者の約5人に1人を占める見込みとなっています。
(前回、お伝えしたように安易に認知症と診断されてしまっている方達もこの中には含まれていないか気になりますが…)
介護の仕事に携わっていない方も、認知症の方と接する機会は増えていきそうです。

今回は4人の認知症と診断された方達の言葉を紹介致します。
皆さんが認知症の方に対して、少しでも理解が深まり、寄り添った関わり方ができる、きっかけ作りができれば幸いです。

① 大切なのは認知症は他の病気と変わらないということです。
認知症は、私の中の小さな一部でしかありません。            
私たち(当事者)全員が求めているのは、敬意を払われ、尊厳や自由を持ち 
社会の中で生活することです。
認知症の人の権利とは、出来る限り自立して暮らせるよう 
他の人とかわらない機会を得られることです。
―クリスティーン ブライデン氏(「当事者とつくる新時代」― 

② 認知症というと「何もできなくなるのでやってあげなければ」と思う人が多かった。
よかれと思いすべてをやってあげたり、できないと決めつけてやってしまうと自信を失い 
本当にすべてができなくなってしまう。できることを 奪わないでください。
人生は認知症になっても あたらしくつくることができる。
―丹野智文氏 おれんじどあ代表―

③ 何げないことの日常が 静かにでもいいから続けていける。
自分が幸せだなと思える瞬間とともに 続けていける。
それが希望があるってことだと思うんですよね。
日常生活の中で ほんとに小さなことでもいいから
楽しいな 幸せだなって思えるような瞬間がある。
ありつづけるということが、希望のある人生に繋がっていくと思うんです。
―藤田和子氏 日本認知症本人ワーキンググループ代表理事―

④ 認知症を公表してから、オレの周囲の空気がなんか変わったような気がします。考えすぎかもしれませんが……。
たとえば、診断された後に、親しい記者に「認知症って言われたけど、そうじゃないと思うんだよね」と話したら、その人は、すこし表情をこわばらせて 「大丈夫ですよ、大丈夫!」と言って目をそらしました。
オレは街を歩いていても、「おっ、蛭子さん、認知症になったんだってね」と気軽に声をかけられるかなと思っていました。よく競艇場で「おっ、蛭子さん、今日も負けたんだってね」と知らない人に声をかけられます。それと同じようなものだと思っていました。
ボケていると診断される前は、空気を読まないオレの言動が「おもしろい」と言われていました。それでテレビに出るようになりました。オレ自身は計算した発言や行動ではなくて、感情のおもむくままの姿。それを人が喜んでくれることが好きでした。
でもオレ自身は変わっていないけど、認知症になってからは、あまり笑ってくれなくなった気がします。ちょっと寂しいですね。
なんだか、認知症と診断された日を境に、オレとオレ以外にちょっとした隙間が空いてしまったような気がします。
―蛭子能収 漫画家・タレントー

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