【連載】食事について④~嚥下障害のある高齢者への食事介助時のポイント
2021年6月12日
いつもホーム便りをご覧頂きありがとうございます。
上席ホーム長の高比良です。
本日も嚥下障害のある高齢者への食事介助についてです。
嚥下がスムーズにできない方に介助をする場合はスピードと食事時間(長くなり過ぎない)に気を付けると前回お伝えしましたがその他にも注意が必要なことがあります。
まず、口に入れる量です。
私たちがスプーンで食べるときの一口量は嚥下障害を持っている高齢者には多すぎる量だからです。よって、ティースプーンなどの1回量が少なくなる物で介助すると良いです。
また、食事の形態は、トロミがあり飲み込みやすいものにします。
そして、食事介助者は常に高齢者の横、あるいは斜め前から行うのが良いとされています。
正面から介助をすると、あごが上がってしまい、食べ物が気管に入りやすくなったりします。また、横にいてもらう事で安心感を持って食事を食べることにもつながるようです。
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