介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア そんぽの家 鴨宮ホームだより

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介護は「どのように生きるかを考える」仕事です

2021年1月20日

いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
介護付有料老人ホーム SOMPOケア そんぽの家鴨宮 ホーム長の肥留間です。
年が明けて1月も半ばを迎えましたが、緊急事態宣言再発令の効果もいまのところ乏しく、新型コロナウイルスの猛威は続いています。そのような状況下で、多くの企業がテレワークを導入して、時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く勤務形態に変化してきました。弊社でも、本社部門では出社率上限30%を継続しており、働き方も大きく変化しています。その結果、エリアや事業部で開催される会議や研修も、以前の集合会議からWEB会議に切り替わり、場所にとらわれない形で実施されるようになりました。今回のホームだよりでは、神奈川静岡エリアのホーム長を集めて開催されたWEB研修会の様子を、一部ではありますがご紹介したいと思います。

① 努力は人を裏切らない
② 経験ほど価値のある財産はない
私が何かを説明するのは控えます。心から共感できるお話から研修はスタートしました。

■性弱説
コロナ感染症による変化を前向きに捉え直したうえで、弊社理念である人間尊重について話がありました。人はみな弱い(性弱説)ゆえに仲間や組織でお互い助け合い、対話を大切にしながら高い専門性と心の態度を持って、介護プライドを実践してほしいとの強いメッセージが発信されました。私自身、自分の言葉でしっかり人間尊重を語り、実践できる職員であるよう、改めて身の引き締まる思いで拝聴した次第です。

■人間尊重の理念からかけ離れた事例について考える
① 差別意識が根付いている
② 思いを理解し、寄り添う
人間尊重とは、「不適切なケアをしないこと」ではなく、入居者様の人生に彩りを添える崇高な理念であることを、参加者全員で確認しました。

■アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
「もしものときのために自らが望む、人生の最終段階の医療、ケアについて、前もって周囲の信頼する人たち、医療、ケアチームと繰り返し話し合い、共有すること。=人生会議」
私たちSOMPOケアでは、ACPを「自分の人生は自分で決めたい」と考える高齢者の思いを実現するための手段と考えています。そのときに、高齢者を介護の対象とみるのではなく、一人の人間として寄り添い、高齢者の自己決定をサポートするのが私たちの仕事であることを、参加者全員で確認しました。ACPについては、別の機会にまた取り上げて、私自身の考えも掘り下げてみたいと思います。

■感染症について
現在弊社で実施している対策を改めて確認し、お互いが濃厚接触者とならないよう職員一人ひとりが感染予防意識を高め、後悔しない、後悔させないための判断を迅速に、的確に行う重要性について、参加者全員で確認しました。

上記の他にも報告事項、研修内容は多岐にわたりましたが、今回はここまでにします。各セクションで多くの学びがあり、たくさんの仲間が苦労しながら成果を上げていることも確認できた研修でした。その学びを、ホーム全体で共有して、入居者様にきちんと還元できるよう努めるのが私の役割です。

「人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになれる人である」
気持ちも新たに、ホームの運営に精進してまいります。

そんぽの家鴨宮を、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

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