新年のご挨拶
2021年1月10日
ホームだよりをご覧のみなさま、あけましておめでとうございます。
介護付有料老人ホーム SOMPOケア そんぽの家鴨宮 ホーム長の肥留間です。
昨年はコロナ感染症で前例のない一年でしたが、入居者様、ご家族様、関係者のみなさまのご尽力のおかげで、新しい年を無事に迎えることができました。厳しい状況の中、力強いご支援をありがとうございました。
年が明けた令和3年も、新型コロナウイルスの猛威は続いています。緊急事態宣言が再び発令され、私たちはこれまで経験したことのない数々のリスクに晒されていますが、だからこそ、私たちに課せられた使命は何かと問いかけ、課題を明確にして、それにホームが一丸となって挑戦する一年にしたいと思います。感染症との戦いはまだまだ続きますが、圧倒的な当事者意識を持ってこれに対応して、乗り越えた先にある「新しい普通の生活」がより良いものとなりますよう、職員一同気持ちをひとつにして、施設の運営を進めてまいります。
また、個人的な目標としましては、コロナ感染症が落ち着いた際には、昨年取組みを始めた、ケントスコーヒー店主様にご協力いただいている移動カフェを地域に開放して、入居者様と地域住民のみなさまが気兼ねなく寛げる交流の場として発展させたいと考えています。とりわけ、これまで社会を担ってきた高齢者のみなさまと、未来を拓く地域のお子様たちとの交流を促進していきたいと思っています。高齢者のみなさまは、人生の最後の役割として、ご自身が生きた時代を伝え、未来を託したいと願っているようにいつも感じるのです。
そんぽの家鴨宮では現在、感染防止策の再徹底として、「侵入点の極小化(感染予防)」と「早期発見と対応(感染拡大防止)」による『感染が拡がりにくい施設運営』を実施しています。感染予防としては特に、正しいマスク着用と一行為一手指洗浄、職員体調不良時には無理して出勤しないことの徹底、感染拡大防止として、入居者様の毎日の検温と体調チェックから異常把握力を高める取り組みを強化して行っています。今後のコロナ感染症の動向により、ホームの対応に再度の見直しが必要となるかもしれませんが、その際には改めてみなさまにお知らせいたします。
毎年、ホームに隣接する「いなりもり公園」で年初に開催される「どんど焼き」も、コロナ禍の影響で今年は少し寂しい風景ですが、しっかりと無病息災を祈念させていただきました。
今年も弊社が掲げる人間尊重の理念のもと、入居者様の健康と生活を支えるという私たちの使命を全うするために、できることに全力で取り組んでまいります。
そんぽの家鴨宮を、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
