介護付きホーム（介護付有料老人ホーム）SOMPOケアそんぽの家　鴨宮ホームだより

ホームの日常

クリスマス前夜「箱根八里」

2019年12月15日

こんにちは。小田原の有料老人ホーム、そんぽの家鴨宮で生活相談員をしております東出智恵子です。月日の経つのは早いもので、今年も残すところ僅かとなりました。最近は日に日に寒くなり、師走の時間到来を肌でも感じるようになりましたので、室内の温度調整や換気、入居者様ご本人にもプラス1枚の上着を羽織っていただき、風邪や感染症の予防に努めています。また、12月に入ってすぐにクリスマスの飾りつけを入居者様とそのご家族様、職員で一緒に取り組み、館内はクリスマスツリーやささやかな小物でにぎわっています。そんなある日の午後に、入居者のT様がピアノで「箱根八里」を演奏し、自然発生的に食堂にお集まりだった入居者様がみんなで合唱するお茶の時間がありました。T様はもともとピアノを演奏される方でしたが、しばらく前に右手を骨折後、順調に回復したのですがピアノを演奏することはなく、T様が演奏される姿を施設見学でご来所されたお客様をご案内する途中にみつけて、本当に感動し、嬉しく思いました。きっと心ある職員がT様に働きかけて、気持ちを引き出してくれたのだと思いますが、T様はひとり鍵盤に向かい、ご自身が生み出す音に耳を澄ませ、集中して取り組み、何よりとても楽しそうに見えました。その伴奏に他の入居者様が歌詞カード無しで合唱する光景に、お客様をご案内する私は少し誇らしくも感じました。私の中では最近の感動エピソードとなりましたので、今回簡単ではございますがご紹介させていただきました。職員と入居者様が家族のように「家」で過ごす私たちの施設に、機会がありましたら皆様もぜひ一度お越しください。お会いできるのを楽しみにしております。師走を迎え寒くなりましたので、ご自愛くださいませ。