自立支援の好事例
2019年11月29日
こんにちは。小田原の有料老人ホーム、そんぽの家鴨宮で生活相談員をしております東出智恵子です。本日は私たちのホーム『そんぽの家鴨宮』の自立支援の好事例についてご紹介させていただきます。T様は今年3月より急性腎不全で入院されておりましたが、状態が改善されたため同5月、私たちのホームにご入所されました。当時は尿閉でバルーン留置され、移動手段は車椅子を使用され、要介護4でのご入居でした。入院前には施設にほど近いご自宅で独居され、週末に見える長男様、長女様の支援を受けながら、生活全般をおひとりで切り盛りされておりました。そのような背景もあってか、ご本人様の自立した生活に対する意欲は入院時よりとても高く、退院後入所してからは見る見るうちに状態が改善されていきました。車椅子を自走されるようになり、バルーン内の尿破棄をご自身で行うようになり、毎日の体操やカラオケなどのアクティビティにも欠かさずご参加され、職員の行う支援にはいつも感謝の意をいただき、メニエール症で両耳が聞こえにくい中、笑顔を絶やすことなく穏やかに生活されていました。そんなお人柄にすべての職員が魅了され、感動し、ますます良好な関係を築くことができたと思います。正直に言えば、私たちは特別なことは何もしていません。ただ本人様の様子を観察して、出来るであろう目標を設定し、支援のプランを立てて、実施していただき、到達点から再度目標の見直しと再設定を行い、ご本人様の希望する生活を支えるよう努めてまいりました。初秋を迎えるころには車いすは馬蹄式の歩行器に代わり、私たちはその改善と進歩に驚くとともに、すぐに介護保険の区分変更を申請していただきました。出てきた結果は要介護1、ご家族様とともに喜びを共有することができた次第です。11月20日には誕生日を迎えられ、御年101歳(!)となりましたが、お変わりなくお元気にお過ごしになられています。このようなケースはまれではありますが、私たちのホームにご入所された入居者の皆様のご希望やご意思を大切にしながら、少しでも健康な同世代の高齢者の生活に近づいていけますよう、支援を続けたいと思います。お近くにお越しの際にはぜひ一度、「そんぽの家鴨宮」へお越しください。皆様とお会いできることを楽しみにしております。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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