子ども食堂 開催しました！
2023年2月25日
いつもホームだよりをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は新小平初の子ども食堂を開催しました。本当なら1月から開催したかったのですが、参加予定者の都合で開催が延期になってしまったので、事実上、初の開催となりました。
朝出勤すると、夜勤明けで帰る予定の当ホームお抱えクリエイターが、夜な夜な素敵な看板まで作ってくれていました!なんて可愛らしい看板なのでしょう。参加するスタッフ以外でも、こうして盛り上げる準備をしてくれていた事にも感激でした。
参加対象は、小学校高学年～中学生が前提なのですが、今回は初開催だったこともあり、職員の関係者の子供たちに来訪して頂きました。3歳児～13歳児までいましたので、出来る子たちには食堂のテーブル拭きをお願いし、自分自身で台所スペースから配膳して頂きました。
小さな子供もいましたし、初めて施設に来て食事を摂るだけでも緊張してしまう環境の中、入居者様と一緒に食事を摂る事は双方の食事への集中を妨げてしまいますので、お食事に関しては、入居者様が終わった後に子供たちだけで召し上がって頂きました。
そんな子ども達がワイワイ召し上がっている時に、ふらっと男性入居者様が食堂にいらっしゃいました。男性は、ホーム内に飾ってある子ども食堂のポスターをご覧になり、様子を見にいらっしゃったそうです。
「たくさん食べて元気で大きくなるんだよ」とお声掛けされながら食事風景を見守っておられました。彼は元料理人なので、「食」に対しては何か気になる所があったのも知れません。
子ども達の食事の後は、入居者様と一緒にモノづくりをする予定でしたので、お誘いした入居者様がポツリポツリと食堂に集まってきてくださっていました。
どの方もとてもやさしく子供たちを見つめていらっしゃり、こども食堂が受け入れられた事に喜びを感じました。
食後は、参加された入居者様と子供たちが一緒に切り絵と貼り絵を楽しみました。
貼り絵は、番号が振られたシールを、同じく番号が書かれた台紙に貼っていくだけの作業です。数字を見つけられない入居者様に小学生が教えてあげていたり、と自然に会話が生まれていました。
逆に、参加されたご家族(スタッフではありません!)が、苦戦している入居者様を見てお手伝いしてくださる姿もありました。
お母さんが入居者様の作品作りのお手伝いをしているのを息子さんが眺めています。時折「頑張って～～」と声援まで送っていました。
そして、その声援を送る姿を、99歳の入居者様が暖かく見守っておられました。
この99歳の方は、元保育士さんです。きっと子供の姿を見て昔の記憶が戻ったのかもしれません。重度の認知症があり、普段だと突然大きな声を出してしまったり、機嫌が悪いと手が出てしまったりするのですが、子ども食堂を開催していた時間は、ずっと静かに子どもたちの動きをご覧になっていました。一緒に何かをする訳ではなくても、傍にいる時間があったことは脳への良い刺激になったに違いありません。
そして完成した貼り絵がこちら!
少し間違っていたり、貼り位置からズレているとこもありますが、とても上手に作ってくださいました。
入居者様同士が近くに座ったテーブルでは、お互い助け合いながら、切り絵に没頭されていました。
切り絵は色付きのマスキングテープなので、手で簡単に切れますし、貼る場所のレクチャーも付いているので、作業自体は簡単です。ただ切り絵についてはセンスがものを言う部分もあります。
そしてこれが、完成した切り絵です。
ウグイスがそれぞれのセンスで色付けされています。どれもとても素晴らしい!!
来月も続けていきますので、ご興味のある方は是非ほホームまでおといあわせください。
★★近隣ホームのご紹介★★
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