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感染症って①

2020年5月19日

コロナウイルスにより、全世界が「感染症」に対して、多くの関心が注がれていると思います。

そもそも「感染症とは?」と聞かれたときに「なんが原因なんだろう?」「細菌とウイルスは何が違うの?」「どんな病気があるの?」と疑問が浮かび上がってきます。
私たちホームで働くスタッフも、施設研修や自己学習を通じて、感染症の対策や基礎的な知識を身に付ける必要が常日頃あると実感しています。

一般的に感染症とは「細菌」「ウイルス」などが体に入り、何らかの形で増殖することによって起きる病気です。
感染症には一般的によく知られている「風邪」や「インフルエンザ」など比較的軽症なものから「肝炎」「結核」「敗血症」など症状の重いものまでさまざまな種類があります。

「細菌」と「ウイルス」は同じく感染症を引き起こす「病原体」として一括りで捉えられがちですが、実は全く異なる構造を持っています。
この違いを正しく理解する事も大切なのかもしれません。

そもそも「細菌」と「ウイルス」の違いについてですが…

先に記載した通り、「感染症」とは、<病原体(=病気を起こす小さな生物)>が体に侵入して、症状が出る病気のことをいいます。

病原体は大きさや構造によって(細菌)(ウイルス)(真菌)(寄生虫)などに分類されます。
そしてこれらの病原体が体に侵入しても、症状が(現れる場合)と(現れない場合)とがあります。
感染症となるかどうかは、病原体の(感染力)と体の(抵抗力)とのバランスで決まるようです。
病原体自体にも、とても強力な感染力を持つものから、個体から個体への、比較的感染力の限定されているものまで様々な種類が存在しています。

そして、感染症が発生した際には、今テレビでも報道のある通り「感染経路」を確認します。
感染経路を把握できれば、「感染リスク」に対して対策を打つ事ができます。

しかし感染経路を確認できなければ、感染症に対して対策をとる事が困難になります。
結果として感染経路が不明な地点から、感染経路不明の感染者が増えてきます。

この感染経路不明から感染が増える事で爆発的な感染拡大が発生すること危惧しているため、コロナウイルスでも日々この感染経路を確認する作業をしています。
(以下は感染症流行状態となります)

endemic エンデミック(地域流行)
特定の人々や特定の地域において、「regularly (ある程度の割合、ポツポツと)」見られる状態。
地域的に狭い範囲に限定されいて患者数も比較的少ない。
感染症の拡大するスピードも比較的遅い状態。
「流行」以前の段階。

epidemic エピデミック(流行)
特定のコミュニティ内で、特定の一時期、感染症が広がること。
特に突発的に規模が拡大し、集団で発生することを「アウトブレイク(outbreak)」と呼ぶ。
オーバーシュートは、アウトブレイクの状態を示している言葉と理解して頂ければとわかりやすいかと思います。もともとは行き過ぎたとか、予想以上になどの意味を持ち合わせています。

pandemic パンデミック(汎発流行)
(さらに流行の規模が大きくなり)国中や世界中で、感染症が流行すること。
世界流行、世界的流行と呼ばれる状態。

これまでに人類にパンデミックを起こした感染症としては
天然痘、インフルエンザ、AIDSなどのウイルス感染症、ペスト、梅毒、コレラ、結核、発疹チフスなどの細菌感染症、原虫感染症であるマラリアなどがあります。

②に続きます。

今後ともそんぽの家成城南をよろしくお願いいたします。

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