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ウイルスとは何でしょう?①

2020年5月20日

テレビで毎日報道されている「コロナウイルス」

地域によっては、緊急事態宣言も解除される県も出てまいりました。

そもそもコロナウイルスの「ウイルス」とは一体どのような存在なのでしょうか?

「感染症って?」という題で書かせて頂きましたが、このウイルスとは一体何者なのか?
細菌の事だけではなく、ウイルスとの違いについても私自身も実際には、よく理解していません。

ウイルスは(ウイルスも大きさが異なります)感染症の原因の一つである「細菌」の50分の1程度の大きさです。
細菌の50分の1と説明されても、そもそも細菌の大きさが今一つわかりません。

細菌がどれくらいの大きさなのかというと
私も悩まされている「杉花粉」が30マイクロメートル、普段使用している不織布のマスクの穴の大きさが5マイクロメートル→飛沫が5マイクロメートル→細菌が1~2マイクロメートル→ウイルスが0.02~0.1マイクロメートルとなっています。このように使用しているマスクについている穴の1/50の大きさとなります。という事は計算をしてみると、ウイルスは5万分の1~1万分の1ミリメートルと非常に小さい事がわかります。定規の1ミリの長さの1万から5万等分した中の1メモリとは、もはや想像する事ができません。
※1マイクロメートル(㎛)は1/1000ミリメートル(㎜)です。

このようにウイルスはとても小さいですが、自分では細胞を持ちません。
そして細胞がない為、細胞に入り込んで生きていきます。

ヒトの体にウイルスが侵入すると、ヒトの細胞の中に入って自分のコピーを作り、細胞が破裂してたくさんのウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入りこみます。
このようにして、ウイルスは急激に体内で増殖を繰り返していきます。
この過程で発熱や咳など、その感染症特融の身体症状が表出してきます。

ヒトに病気を起こすことがあるウイルスとして有名なものはインフルエンザウイルス、ノロウイルス、今回のコロナウイルスなどが知られています。
また一般的に風邪(感冒)と呼ばれる症状はさまざまなウイルス(ライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、ヒトメタニューモウイルス)が原因となります。ほとんどのかぜはライノウイルス(ライノウイルスには100以上の亜型があります)によるもので、ライノウイルスによるかぜは春と秋に多く、他のウイルスは別の季節にかぜに似た症状を引き起こすとされています。

ウイルスは大きさや仕組みが細菌と異なるので抗菌薬(抗生剤、抗生物質)は効きません。

抗ウイルス薬はまだ少数しか開発されておらず、ウイルスが生物であるかどうかは研究者によって意見の別れるようです。
下記の理由から「生物である」といい切れないことは事実だと認識されています。

・細胞がない
・栄養を摂取したり、エネルギーを生産したりしない
・自力で動くことはできない
・ウイルス単体は自力で増殖できない

ウイルスには細胞がなく、細菌よりさらに単純な構造です。

タンパク質でできた「カプシド」という殻の中に遺伝子情報となる核酸が収められています。

また、インフルエンザウイルスなど一部のウイルスには、カプシドの外に「エンベロープ」という膜がついているものもあるようです。

②に続きます。

今後ともそんぽの家成城南をよろしくお願いいたします。

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