認知症って⑨
2020年3月7日
見学にご来訪して頂く皆様から「認知症があるけど大丈夫ですか」「まだ受診してないけど平気ですか」「他の施設から断られたのですが、大丈夫ですか」とご質問を受けることがあります。
「大丈夫です」と一言ではお答えする事ができませんが、それぞれの質問には、たくさんの疑問や問題、課題が重なっていると思います。
必要に応じて専門病院を受診して頂き、鑑別診断(確定診断)をして頂く事も大切な事であると考えます。
中には前述したように「認知症ではないご病気」がありますので、その場合には治療を行う事で症状が消失します。
これは何よりもご本人様にとって良いと思います。
その上でホームに入居して頂き、生活を送って頂きながらケアサービスの提供を受けて頂く。
その中で信頼関係を築きながら、生活環境(ご本人様・ご家族様も含めた周辺環境)を整える事ができてくるのだと思います。
生活環境を整える事は、その方を含めたご家族様に対しての援助にもつながる事だと考えております。
近年のケアマネージメントでは、「ジェノグラム(家族系譜)」だけではなく、「生態地図」と呼ばれる「エコマップ」を作成して、相関図と周辺関係、社会資源の相互影響を理解しながらケアマネージメントを行う事をしております。
ホームにご入居して頂けると「相互関係は終了」するのではなく、ご入居後には「新しい相関図」が派生していく形で形成をされていきます。
ご本人様とご家族様の関係図の中に、新しく「施設スタッフ」「往診医師」「ボランティアさん」などが新しい関係性が入ってまいります。
(⑩へ続きます)
今後ともそんぽの成城南をよろしくお願い致します。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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