認知症って⑤
2020年3月7日
認知症は脳の器質変性症の一つと言われています。
脳の血管が詰まる「脳梗塞」や血管が破れる「脳出血」など、脳血管に何かしらの障害が起きると、その周りの神経細胞がダメージを受けます。
CTやMRIなど、脳の画像を見ると、障害の跡がわかります。
このように「脳梗塞」や「脳出血」などによって発症する認知症が「脳血管性認知症」です。
脳血管性認知症は「脳が障害を受けた場所や障害の程度」によって、出現する症状が異なります。
そのため「できること」と「できないこと」が比較的はっきりとわかれていることが多いのも脳血管性認知症の症状の一つです。
また、主疾患が脳梗塞や脳出血なので、後遺症として手足の麻痺など身体に出現する「神経症状」が起きることもあります。
また「まだら認知症」と呼ばれる症状は、脳が障害を受けた場所によって、「障害を受けた能力」と「残存している能力」がある状態が「まだら」のように入り混じるので「まだら認知症」と呼ぶ事があります。
また、「判断力」「記憶」は比較的保たれますが、入院や環境の変化により出現する「せん妄」が原因で、突然認知機能が悪化することがあります。
脳血管性認知症は「パーキンソンニズム」と呼ばれるパーキンソン病に似た症状が出現する事がありますが、「脳梗塞」「脳出血」が原因で発生すると考えられています。
アルツハイマー型認知症が緩やかに症状が進行するのに比べて、脳血管性認知症は「脳梗塞」「脳出血」が再発した等の際に、段階的に症状や状態、機能低下が見られる事が特徴でもあります。
(⑥へ続きます)
今後ともそんぽの成城南をよろしくお願い致します。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
その他のサービスについて閉じる