認知症って②
2020年3月7日
①で記載させて頂いた通り、「ケアスタッフ」は(専門職)なので、研修や勉強会などでも疾患について勉強をする機会が多々あります。
見学やご入居して頂いた際にご質問を頂く、「認知症」について書かせて頂きたいと思います。一般的なお話しではありますが、少しお付き合い頂ければと思います。
認知症には現在「4つ診断名」がつけられますが、この中には皆様もお聞きになった事がある名前もあると思います。
「アルツハイマー型認知症」
「レビー小体型認知症」
「前頭側頭型認知症」
「脳血管性認知症」となります。
この4つの認知症が「四大認知症」と呼ばれています。
その他にも認知機能障害の症状を呈するご病気としては
「甲状腺機能低下症」「慢性硬膜下血腫」「正常圧水頭症」「脳腫瘍」などがあります。
また環境の変化など、ご入院された際に発生する「せん妄」もあります。(脱水状態に陥った際にも認知症に間違われやすいせん妄症状が出現致します)
また、交通事故など、頭部へ受傷された後に出現する「高次脳機能障害」などがあります。(こちらは認知症ではございませんが、認知機能に障害が発生する事から認知症に間違われる事があります)
こちらに記載させて頂きました、甲状腺機能低下症、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、脳腫瘍などは病院を受診して頂き、専門医による治療を受けて頂ければ、治りますので認知機能障害の症状を呈している状態だと判断されます。
これまで私が担当をさせて頂きました入居者様の中には、ご自宅で転ばれた後にご入居をして頂き、それから半年後に「何か調子おかしい」「最近、頭がぼーっとする」とお話しされて、病院受診を一緒にした際「慢性硬膜下血種」が発見され、手術をして完治された方がいらっしゃいます。
慢性硬膜下血種は、急性硬膜下血種、外傷性脳出血、クモ膜下出血など異なり、急激な脳血管からの出血ではなく、ジワジワと少量の出血が継続し、半年後に症状が出現するので確かにわかりにくくはあります。
病院受診をした際に、説明書を渡されるのもその為だと思われます。
認知症自体は「慢性の進行疾患」であるという認識ですが、その中でも、アルツハイマー型認知症は認知症の6割~7割を占めております。
その他にも薬剤性、アルコール性、感染症(HIV、梅毒など)、若年性認知症、難聴などの感覚器官の能力低下が原因になる場合などもあります。
(③へ続きます)
今後ともそんぽの成城南をよろしくお願い致します。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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