様々な想いがあります。
2020年2月22日
入居して頂いている皆様には、人生の分だけ、それぞれの想いがございます。
先日麻雀のお誘いをさせて頂いた際に、少しお部屋でお話しをさせて頂いたご入居者がいらっしゃいました。
「人生紆余曲折、やっとここに辿り着いたのよ。入居したときは自分で歩いて、バスに乗って、玉川高島屋で友人と待ち合わせして、おいしい食事して帰ってきていたけど、足が大分弱ってきてね。だってこれでも96才よ。そりゃあ、無理もできなくなるわよね。今は訪問販売のパン屋さんとか、麻雀とか、おチビちゃんたちの演奏会とか、自分の中で楽しみをみつけてますよ。でも、また歩いて出かけたいという気持ちも捨ててないから、歩行器で練習も欠かさないのよ」
椅子の後ろには愛用されているサークル型の歩行器が輝いておりました。
目的を持ち続けることはとても素晴らしく、力になる事だと思っております。そして、その方の魅力はいつまでも瞳をキラキラと輝かせて「今度はこうしようと思ってるのよ」と思い続けていらっしゃることだと思います。
私たちは、その一助を担えるような存在であり続けるべきなのだと、考えております。
今後ともそんぽの家成城南をよろしくお願い致します。
