QOLってなんですか?
2020年2月27日
ホームにご入居して頂く皆様の中には、「基礎疾患」と呼ばれるご病気を持たれている方がいらっしゃいます。
「長年生きていれば、病気の一つや二つ、うまく付き合わないとやっていけませんよ」
「うまく付き合う」とはとても絶妙な言い回しであり、80、90歳の皆様に言われると返すこともありません。
ところで私は下戸でお酒が飲めませんので、「あなたは人生の楽しみの一つを失っているね」と言われることもあります。確かにおいしそうに飲まれている方を見ると、楽しみを失っているな~と思わざるにはいられません。
入居者様の中にも、本当はお酒がお好きなのですが、お酒を飲むことを制限せざるを得ない方もいらっしゃいます。
「あー、お酒飲みたいわね。どこかにバーはないのかしら…」
近隣のスーパーやコンビニに伺っていた際に「ノンアルコールビール売れています!」との広告が。
そもそもこのノンアルコールビールという商品自体が、どれくらい普通のビールに近いものなのか?下戸の私には正直判断する事ができません。
試しにと思い、購入させて頂いたものを提供致しましたところ、「おいしい!」とのことでした。
お肴もご用意して、今は時々楽しんで頂いています。
QOLという言葉を専門職の私たちは使わせて頂く事があります。
QOL(Quality of Life)クオリティオブライフ 意味は「生活の質」「人生の質」などと訳され、使用されます。
ケアマネージャーや介護福祉士の研修会などでも度々使用される言葉の一つです。
ノンアルコールビールも、使い方によってQOLを高める為の一つになるのだと思います。
あれもダメ、これもダメの消去方式は寂しい、あれなら大丈夫、これを試してみてはどうかなという提案方式の方が、人生楽しい。
そう思えるよう、専門職であるスタッフは頑張っております。
今後ともそんぽの家成城南をよろしくお願い致します。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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