認知症予防①
2022年1月14日
いつもホームだよりを見て頂きましてありがとうございます。
ホーム長の井村です。
今回は、いつもホームだよりを見て頂いている方や、ご入居者様/職員さんへ認知症予防
について説明を行いましたので、その風景と私の知りえた予防方法をお伝えしようと思
います。
宜しくお願い致します。<m(__)m>
今回の内容は、医学雑誌ランセット論文から抜粋したものになります。
資料:「認知症予防、介入とケア:ランセット委員会のレポート2020年度版」
2018年時点 65歳以上の約7人に1人は認知症であると推計されています。
世界には認知症の方が5000万人いて 2050年には3倍の1億5000万人以上に
なると言われています。
※ご入居者様/職員さんも参加されました。
クイズ形式も導入して分かりやすく説明しています。
認知症とは 記憶力や判断力などの脳の機能が低下して日常生活に支障をきたすように
なった状態です。
原因として多いのは アルツハイマー型認知症/脳血管性認知症と言われています。
危険因子⇒認知症には遺伝子とか年齢など、どうにもならない危険因子がある一方で
自分たちで働きかけることができる危険因子があります。
この論文ではそういった危険因子が12個挙げられています。
これらを無くすことで認知症の4割くらいを予防できるのではないかと考えられています。
熱心にテレビ画面を見られ私の講義を聞かれています。
そでは、12個の危険因子の紹介です。
1. 【耳を大事にする】
聴く力衰えることと認知症には強い関係がある。難聴がある方が認知症になる確率は2倍になるそうです。
ある研究では45歳~65歳の間に聴覚障害があった方は記憶を掌る海馬のある
側頭葉の萎縮が早かったと研究結果が出ています。
逆に補聴器を使用すると認知症の予防になるかは検証されている最中です。
難聴の方は、補聴器の使用 難聴ではない方は聴力をなるべく保つようにする。
大きな音を避ける。85デシベル以上の音を長時間聴くと 有毛細胞という音を感知する
細胞がダメージを受け難聴になる可能性が大きくなります。
2.番目は【運動】になります。
・運動不足が認知症のリスクになっています。
運動には血圧を下げたり、コレストロールを引き下げる作用があります。
2019年度 WHO予防のガイドラインでも運動が推奨されています。
1週間に計150分以上の中強度の有酸素運動もしくは計75分以上の高強度の有酸素運動
が推奨されている。
中強度の有酸素運動 高強度の有酸素運動
1. 早歩き 1. ランニング
2. 庭仕事 2. 水泳
3. 水中のエアロビ 3. サイクリング
4. 自転車をゆっくり 4. ハイキング
5. 縄跳び
運動については、同じ内容は施設では難しいので
ご入居者様と一緒に施設でできる事を考えました。
中強度の有酸素運動については、1日10程度になりますので「10分なら何とかできそう!」
との声も聞こえてきました。
※少し長くなりましたので次回に続きます<m(__)m>
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
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その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
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