<職員インタビュー> ~ 無資格・未経験編 ~ ٩(ˊᗜˋ*)و
2020年6月14日
そんぽの家 泉北、インタビュー企画の第4回目は、「無資格・未経験編」と題しまして、無資格・未経験で転職されてホーム長になられたオノハラさんにお越しいただきました! オノハラさん、よろしくお願いいたします!
Q1. 前職は何をされてましたか? また、何歳の時に、なぜ転職を考えたのでしょうか?
A1. 前職は不動産を取り扱う会社に勤めてました。転職したのは35歳の時で、自身に子供ができた事をきっかけに、子供に誇れる仕事がしたいと考えたんです。本当に相手の人の事を考えて、相手の人の為に何かをする、それがそのまま仕事になる、それが介護というものではないか、だとしたらこんなに素晴らしい仕事はないんじゃないか、そう考えて転職を決めました。
Q2. 無資格・未経験で苦労をされた事はありますか?
A2. やはり経験も資格もある方々は、その為に時間も労力も費やしてきたわけで、そこに追いついて追い越そうと考えれば、同じ時間・同じ努力をしていたのでは到底無理ですから、周囲の人達よりも努力はしたと思います。周囲に尊敬できる先輩方がいてくれたので、環境には恵まれてましたね。
Q3. 入社されてからのキャリア形成を教えて下さい。また、前職と比較して、待遇面で感じるところがあれば教えて下さい。
A3. 無資格・未経験でスタートして、約2年足らずで副ホーム長になりました。入社して1年以内で副ホーム長になる方もおられるので、特別異例でもないと思います。そこから1年でホーム長になり、5年目には上席ホーム長という、今の役職をもらいました。一般のホーム長よりも上位の役職で、社長が仰るには、社内的には課長よりも上の評価になる、と伺ってます。さきほど特別異例でもない、と申し上げたように、僕が特別優れているとかではなく、頑張ればチャンスはあるという事だと思います。待遇面では転職して2年ほどは年収は下がりましたが、副ホーム長になってからはほぼ同じくらいの年収になり、今は前職より年収は上がってます。介護は給料が安いと言われてますが、そんな事は無いと思いますよ。
Q4. この仕事にやりがいを感じるところ、楽しいと思うところがあれば、教えて下さい。
A4. あくまで僕が体験した事例でいえば、高次脳機能障害という脳にダメージを負ってしまった方が、病院で治療を終えて施設に入居されました。入居された当初は、言葉も思うように出せず、コミュニケーションをとる事も困難で、歩行も排泄も食事も入浴も、全ての生活動作に援助が必要な状態でした。ですが支援を続ける中で少しずつコミュニケーションがとれるようになり、リハビリにて歩けるようになり、トイレも食事も入浴も、ご自身でできるようになられ、自宅に戻られた方がおられました。他にも、寝たきりになってしまわれた方が、支援を続ける事で歩けるようになり、旅行に出かけられるまでになった事例も多くあります。僕ら介護士は良く「生活を支える」と言われますが、正しい知識と適切な技術をもって支援を続ける事で、高齢者の方のその後の人生を大きく左右する事があります。それはもはや「人生を支える」と言っても過言ではないと思っています。長くなりましたが、それは大変なやりがいと責任を感じますね。
Q5. 最後に、今後の展望、目標などについて教えて下さい!
A5. 会社としての目標はHPをご確認いただくとして(笑)、僕個人では「介護士の地位の向上」ですね。介護の仕事はもちろん決して楽な事ばかりではないですし、上手くいかない事の方が多いですが、時に奇跡としか言いようがないような力を発揮する事があります。劇的な回復を見せて自宅復帰された方々や、余命宣告を受けた方が、その何倍も生きる事ができた事例は沢山あります。僕は看護師が「看護士」から「看護師」に変わったように、「介護士」も「介護帥」に変わるべきだと思ってます。その為には介護士がより高い専門性をもつ事が必要になるわけですが、社会的な待遇が見直されなければならない、というのも大事な要素の一つです。その為には介護業界で大きな影響力をもつSOMPOケアが、業界をリードして介護職の処遇改善を行っていく事は、大きな一歩だと考えています。昨今のコロナ危機における緊急事態宣言下において、SOMPOケアは出勤者に一人当たり一日三千円の支給を早々に決断しました。たかが三千円と思われるかもしれませんが、全国の全対象者に支給となると、その額は数十億にも上ると予測されます。また、金額の問題よりも、経営トップの方にそういったお気持ちがある、という事実と、それを実行できる体力(資金力)がある、という事の方が、個人的には嬉しく思いました。SOMPOケアは業界をリードして介護職の処遇改善に取り組んでいる会社だと思っていますし、その為に僕も尽力していきたいですね。
オノハラさん、有難うございました!
いかがでしたでしょうか!? そんぽの家 泉北インタビュー企画! 次回は「施設看護師編」を予定しております!
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
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