介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア ラヴィーレ西宮ホームだより

24H看護
スタッフ
認知症ケア 寝たきり 全室個室 お看取り 病態食
対応
短期利用可 夜間たん吸引 リハビリ
強化ホーム
日中看護
スタッフ
ホスピス
プラン
ミニキッチン
付き
バス付き
ホームの日常

処置袋

2021年11月6日

こちらは医師から処方された外用薬を入れておくものでラヴィーレ西宮で「処置袋(しょちぶくろ)」と呼名しているものです。

この処置袋に、各入居者様ごとに必要とされる軟膏や貼付薬を一纏めにし、各階の鍵付きのケアカウンター内へ保管しております。
そして、ご入居者様のお身体の『どこ』に『なに』を塗るのか。それを人型イラストの指定部位に表記しております。

ご高齢の方で、比較的多く見受けられるものに”老人性紫斑病”というものがあります。
老人性紫斑病の主な症状は、外側からの衝撃を受けることが多い腕や手に暗い紫色のしみがでるようになります。
老人性紫斑病は他の疾患などとは異なり、特定の原因というものが存在しません。
要因とするならば、加齢により血管まわりのコラーゲンや脂肪組織は委縮してしまいます。すると皮膚が薄くなり血管の保護がうまく出来なくなるのです。
それに加えて血管自身も脆くなっているため、少しの力を加えただけで内出血を起こしやすくなります。

露出しているお肌であれば何時でもお薬を塗布できますが、衣類で隠れている部位(患部)になると、なかなか使用が難しいこともあり入浴後に指定の軟膏を
塗布させていただく事が主ですが、スキントラブルを多く引き起こしやすいご入居者様へは『予防』という観点から医師に相談し毎日の塗布、または一日に複数回の塗布など処置を実施しております。

これらの薬効としては、主に「保湿」「血行促進」「抗炎症作用」「創傷治癒促進作用」「抗アレルギー作用」等があり、乾燥肌の改善にも期待があります。

日頃の健康管理のなかで、スキンケアも欠かすことのできない大切なものと捉えています。
皆様の皮膚状態の観察に努め医師、介護職員と看護職員で連携の上適宜対応して参ります。

本日もSOMPOケアラヴィーレ西宮のホームだよりをご覧頂き、ありがとうございました。


SOMPOケアラヴィーレ西宮
ケアコンダクター 野崎 大樹

お問い合わせ

お電話から
受付時間 9:00 〜18:00(年末年始を除く)