介護付きホーム（介護付有料老人ホーム）SOMPOケアラヴィーレ高島平ホームだより

ホームの日常

健康管理室より～ナースのお仕事③～

2018年11月15日

こんにちは!
これから冬本番という感じで日々寒くなってきていますね!
そして寒くなってくるとインフルエンザ流行のニュースが流れてきます・・・。
感染症は予防が大切です☆
私たちスタッフも手洗いうがいをして予防に努めています!

さて、今回はアロマテラピーについてお話しします☆
最近、認知症予防や改善にもアロマテラピーが有効であると研究発表がされ注目されているアロマテラピーですが、なんで効果があるのかを説明します。

まず、アルツハイマー型認知症は脳の海馬(記憶を司るところ)に直結した嗅神経の神経細胞が弱り海馬が萎縮することで発症すると言われています。
嗅神経は他の脳神経よりも高い再生機能を持っているため、嗅神経を効果的に刺激することで認知症を予防・改善すると研究報告がされています。
つまり、嗅覚を刺激することが認知症に効果があるということです。

そこで、私たちナースは入居者様のQOLを第一に考え、介入が必要な入居者様には医療の力にプラスしてアロマテラピーを併用し、できるだけ必要最低限の薬の使用で済むように努めています☆

では、どういうことをやっているかというと・・・

朝はレモンとローズマリーのアロマをブレンドしルームスプレーでお部屋に噴霧します。
夜はラベンダーとオレンジスイートをブレンドしたオイルをアロマストーンにたらし、枕元に置きます。
レモンとローズマリーは爽やかな香りがします。脳を刺激してすっきりした気分にします。
ラベンダーとオレンジスイートは気持ちを落ち着かせリラックス効果をもたらします。

朝と夜で香りを変えることで嗅覚を刺激し、夜はリラックスして自然と入眠できるように介入させて頂いています。