夏の手作り甘味処
2019年8月9日
金沢八景で大切にしているレクリエーションのひとつ、食事レクリエーション。通称 「食レク」。
毎日のお食事・おやつとは別に、ホーム栄養士が考案したおやつを、ご入居者さまご自身の手で仕上げて召し上がっていただくレクリエーションです。
今回のテーマは 「錦玉羹」。寒天を煮溶かし、砂糖や水あめを加えて固めた和菓子で、見た目も涼やかなの夏の甘味です。
白あんを盛りつけてあるラップの上に、赤青白の三色の寒天を取り、おひとりおひとりが思いのままに成形していきます。
テーブルを囲んで和気あいあい、カラフルな食材を前に、お隣同士のおはなしも弾みますね。
仕上がったお菓子を前に、パチリ。
さあ召し上がっていただこう、というタイミングに恐縮ではありますが、おかげですてきなポートレートを撮らせていただくことができました。
手作りお菓子というワードは、なにかとせわしい日常のなかにあって、とても心地よく響きます。
お店で材料を手に取るところから、場合によってはありあわせの食材で工夫を凝らしてみたり、そして必要な道具を揃え、下拵え、調理、盛りつけ……と、費やされる手間と時間が、ある種の豊かさを思い起こさせるからでしょうか。
皆さまにとって今回のレクリエーションが、ゆったりと楽しいひとときであったなら、うれしく思います。
