介護付きホーム（介護付有料老人ホーム）SOMPOケアラヴィーレ八王子片倉ホームだより

ホームの日常

第四回　朗読の会

2021年9月25日

　今回のお題は「寿限無」です。「寿限無　寿限無　五劫のすりきれ　海砂利水魚の水行末　雲来松　風来末・・・」
2ページに渡る大作を、出来る方にはお一人ずつ　或いは　皆さまで声を合わせて朗読をして頂きました。

最初に挑戦頂いたご入居者さま、しっかりとテキストに目を落とし読んで頂きました。

出だしの「寿限無　寿限無　五劫の摺り切れ　海砂利水魚の水行末　雲来松」辺りまではすらすらといきますが。。。

何度も読み返すうちに、皆さまリズムよく抑揚をつけ読んで下さいました。

きっとご覧頂いている皆さまも、「寿限無寿限無」と口ずさんでいらっしゃるのではないでしょうか?　前半と後半にわけ、その全文を掲載致します。

何度か読み返すうちに、リズムが出てきますね。ご入居の皆さまもそうでした。最後には声を合わせて一気に朗読して下さいました。

参考文献には、「寿限無」「五劫の摺り切れ」や「やぶからこうじのぶらこうじ」など、それぞれの名前の由来についても解説が書かれていました。
ご入居者さまと一緒に勉強もさせて頂いております。

「寿限無」・・・寿(よわい)限り無しで死ぬことがない、という意味。それを望むのが人として正なのかどうか、はそれぞれのお考えだと思います。
私共ホームでも「人生会議」・・・もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のこと(厚生労働省HPより引用)・・・に取り組んでいます。
ご入居者さまはもとより、ご家族さまともお話しをさせて頂きながら、皆さまの終末期について一緒に考えさせて頂ければと考えています。

声を出し、元気に! 朗読の会を継続して参ります。

「朗読の会　第三回」は下記のリンクからご覧頂けます。
https://www.sompocare.com/service/home/kaigo/H000049/message-detail/83414

※本企画は斎藤孝著「声に出して読みたい日本語①」(草思社文庫)から引用させて頂いています。

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