2021年度 SOMPOケア西東京第5事業部事例発表予選会
2021年8月12日
各事業所で取り組まれている事例の研究や対策を発表する場として事例発表会が開催されました。
西東京第5事業部は、八王子市・町田市・多摩市にある13事業所から15の事例が発表されました。
SOMPOケアラヴィーレ八王子片倉は、2つの事例でエントリーしました。
①「何故薬の事故が減らないのか? 現場目線での取り組み」
②「胃瘻で入居されたご入居者さま 経口摂取の取り組み」
この事例をパワーポイントに纏め、制限時間7分で発表しました。
①の事例は以前ご紹介させていただいた「事故対策委員会」での内容です。
詳しくはこちらから ↓↓
https://www.sompocare.com/service/home/kaigo/H000049/message-detail/82097
②の事例は今年4月に入居されたご入居者さま。胃瘻造設されてからご入居されました。
病院からの情報は全てにおいて全介助。失語症により発語も聞かれないとのことでしたが、病院からの情報とは大きく食い違い活動的であり発語も聞かれました。
経管栄養が落ち着いて実施できず見守りが困難であることや、事前情報よりも発語の多さや何かを口に入れようとする仕草が見られることから、経口摂取が出来るのではないかと推測し、嚥下内視鏡検査をしてみることをご家族さまに提案し検査を実施しました。
嚥下内視鏡検査の評価として、咽喉頭の構造・機能は良好。分泌物(唾液)は貯留少量あり、誤嚥なし。知覚も良好でした。
ジュレやプリン等の形態のものを50cc程度から、1日1~2回体調の良い時に摂取可能との判断をいただき主治医とも相談し、6/24~お試しで経口摂取を開始しました。
ご本人さまの集中力や飲み込み状態で、日によって摂取状況に波が見られましたが、甘味の方が摂取状況がいいこともわかりました。
嚥下内視鏡検査の際、ご家族さまよりウナギがお好きだったという情報をいただき、7/28の土用の丑の日にはウナギを是非召し上がっていただきたいという思いが芽生えました。
当日、ウナギのムース食を一口召し上がっていただくと「美味しい」と笑顔が見られました。
現在はお楽しみの一つとして、15時のおやつを継続して提供しています。
今回いち早くご本人さまの残存能力の高さに気が付いたことで、失ったと思われていた機能を取り戻すことができました。
スタッフがご入居者さま、おひとりお一人に寄り添い対応していること、また各セクションが情報共有し連携が取れているからこそできる取り組みだと思っています。
この事例は西東京第5事業部の予選を通過し、東京本部の本選に進出することが決まりました!!
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八王子市 有料老人ホーム
SOMPOケア ラヴィーレ八王子片倉
〒192-0914 東京都八王子市片倉町722-9
TEL:042-635-4165
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ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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