第八回 朗読の会
2022年4月23日
今月の朗読の会、お題は三つ
一つ目は先月も実施した”驚き 桃の木 山椒の木”などの「付け足し言葉」です。
短いセンテンスですが、リズムもあり皆さまの印象に残ったようです。
”あたりき 車力よ 車曳き” ”恐れ入谷の鬼子母神”
”おっと合点承知の助” ”その手は桑名の焼蛤” などなど
以後 お会いすれば 上の句・下の句のように掛け合いをさせて頂いています。
最近は暖かい日が続いた事もあり、ついつい”春”というキーワードで検索し
『春の七草』 を選択
”せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ これぞ七草”
しかしながら 春とは言え、七草がゆはお正月明けでした。。。
『秋の七草』
”萩の花 尾花葛花 瞿麦の花 女郎花また藤袴 朝貌の花”
はぎのはな おばなくずばな なでしこのはな おみなえしまたふじばかま あさがおのはな
こちらはあまり馴染みはなかったようです。
最後のお題は”草”続きで『徒然草』を選択 皆さますらすらと朗読をして下さいました。
ご参考までに齋藤孝先生の口語要約を引用させて頂きます。
- なすこともなく一日じゅう 硯に向かい、心に浮かんでくる事をかきつけていると、わけのわからぬほど狂おしくなってくる
- ちょっとしたことにもその道の先導者はあって欲しいものだ
- 弓の初心者は二本の矢を持ってはいけない
- 過ちは困難なところではなく、もう安心だとやさしくなったところで起きる
- 変えても利益がないのならかえないことだ
こうして皆さまと一緒に勉強をさせて頂いています。
最期は「春の七草 七草がゆ」の動画を鑑賞しました。
手際よく七草を調理する様に、少しだけお腹を空かせて見入っていました。
次はホームのキッチンスタッフによる調理動画鑑賞もいいかもしれません。
前回2022年3月開催は下記のリンクからご覧頂けます。
https://www.sompocare.com/service/home/kaigo/H000049/message-detail/132985
※本企画は斎藤孝著「声に出して読みたい日本語①」(草思社文庫)から引用させて頂いています。
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八王子市 有料老人ホーム
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