第十五回 俳句の会
2021年11月20日
今月の俳句の会のお題は「初霜」
事前のご応募は24句でした。
今月もいくつかご紹介いたします。
『初霜を 踏みたく子供ら 靴をはく』
初霜を踏むサクサク感が楽しいですよね。ご自分のお子さん達が幼い頃に霜ができているのを見ると、ワクワクしながら靴を履いて家を出て行ったことを思い出しましたと仰っていました。
『初霜の たよりを聞けば 冬近し』
寒いのが苦手と仰るご入居者さま。初霜を見ると冬の訪れを感じられるそうです。
『初霜や 朝日をうけて 光ってる』
朝の太陽の光でキラキラしている地面が想い描けます。澄んだ空気の中で凛としているさまが伝わる句ですね。「昔はアスファルトなんてなかったから土の道路に霜がたくさんできてたんだよ」と笑いながら仰っていました。
『初霜や 神社の大木 みな違い』
「神社の大木の下に霜が降りていたことが印象に残っている」と仰っていました。昔を思い出して詠まれたそうです。
『初霜を 踏んでみたいが 今はむり』
まだ霜が降りていることはないという時期的なことを詠まれたのか伺ったら、「ここ(ホーム)に入っているから無理でしょう」と笑いながら仰っていました。二つの意味がある句だったんですね。納得です。
『初霜日 残りの水桶 薄氷』
初めて参加されたご入居者さま。このホームに入居されて初めての冬を迎えます。この句は3階の屋上庭園(サンテラス)を覗いた時にテラスにあった水桶に薄い氷が張っていたので見たまま詠みましたと仰っていました。
『初霜や 頭上の髪に 手をかざす』
初霜とご自分の白髪を掛けた句だそうです。土の道路の霜を見ているとご自分の白髪に似ているとお感じになったそうです。発想の転換が素晴らしいと感じました。
『初霜や 道におりて すべりけり』
「霜を踏んで滑ってしまったことがあるのですか?」と伺うと笑いながら「ないよ」と仰っていました。ご想像から閃いたそうです。
今月も初霜のお題で個性豊かな俳句を詠み合いました。皆さんが何を感じ、どんなお気持ちで詠まれたのか共有する場として俳句の会があります。
回数を重ねることで、段々とお題を考えるのも難しくなってまいりましたので来月のお題はご参加の皆さんに「クリスマスか年忘れのどちらがいいですか?」と伺うと「作りやすいのはクリスマスかな?でも年忘れも作ってみたい」とのやる気のあるご意見をいただいたので、来月のお題は2本立てになりました。
来月もたくさんのご応募お待ちしております。
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