78年間の思いを受け継いで。
2023年8月19日
いつもホームだよりをご覧いただきまして、まことにありがとうございます。
8月15日は、第二次世界大戦の終戦記念日です。
日本にとって、平和の礎となる大切な日です。
1945年8月9日11時02分、長崎へ原爆が投下され
私たちが生活している広島にも
1945年8月6日8時15分に原爆が投下されました。
原爆という未曽有な出来事が起きる前までは
広島県民も長崎県民も、戦争の中ではありましたが
当たり前のように生活を送っていた中で
一瞬にして多くの犠牲者を生み出してしまう原子爆弾は
今後も一切使用するべきではないと思います。
私の曽祖父も原爆の犠牲者です。
私が子供の時には、曾祖母が原爆の語り部で本も出されていたので
当時の話を直接曾祖母から聞かせていただいたり、本を読んだりして
原爆の非情さを学ぶことができました。
今の時代では核なき世界を人類皆願っていると思いますが
ロシアウクライナでまた同じようなことが起きるのではないかと
不安でしかありません。
改めて、今こうして当たり前のように生活が出来ている
この瞬間の毎日を大切に生きていくこと。
被爆者の方々が受けた惨禍を忘れずに
平和の礎を作って下さったことに感謝をし
未来の子供達にも伝え続けていくこと。
しっかりとバトンを受け取っていきたいと心に誓ったホーム長の山本です。
ご入居者様も同じように毎日の生活が当たり前ではなく
一日一日を華やかで彩りのある日常を提供できるように
ホーム一丸となって、ホーム運営を引き続き行ってまいりたいと思います。
