お部屋の表札
2021年9月24日
こんにちは。
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。
SOMPOケア ラヴィーレ小田原 事務の星崎でございます。
今回は、最近取り組み始めました部屋の“表札″について、お話しさせていただきたいと思います。各お部屋の入口には家と同じように表札があり、上部に写真を入れられるスペースがあります。そこに、ご入居者様の思い入れのある写真や、好きな写真を飾って頂く、という取り組みです。
これまでは、ご入居時にホーム側で選んでいました。
ご入居者様に選んでいただこうと思った理由は、
自分の好きなものを飾ることでお部屋に“愛着”を持っていただきたい、と思ったからです。
入居して間もない方は、新しい環境に慣れず、不安に思われる方が多くいらっしゃいます。
その不安を軽減できるよう、事務として何かできないだろうか、と考えました。
もちろん、日々お話しするなどの対話で、安心につながることが一番なのだとは思いますが、
慣れていただけるような要素をもっとちりばめられないか、と思ったのがこの取り組みのきっかけです。
実際に、入居されてから数年たっているご入居者様に選んでいただいたところ、
意外にも「今のままでいいわ」というご入居者様がほとんどでした。
あまり、表札の写真を意識していなかったという理由でした。
ところが、いざ替えてみると
「ありがとう。写真を変えただけで、なんだか気分まで明るくなったわ」とおっしゃっていただきました。
何にしようか悩まれているご入居者様もいらっしゃいました。
スタッフがその方の誕生花が「梅の花」で、花言葉は、「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」であることを伝えると、笑顔になり気に入って飾ってくださいました。
すでにご入居されている方にとっては、よりお部屋に愛着を持っていただけるように、
これから、ご入居される方には少しでも早く新しい環境でのお暮しに慣れていただけるように、今後も取り組んでまいります。
みなさまにお選びいただいたそれぞれの写真は、ホーム全体に彩りと温かみを与えてくれました。ラヴィーレ小田原は、人の温もりを、いつも感じることができるホームでありたいと思います。
