まっすぐな、澄んだ瞳が描く未来
2025年1月21日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。年末年始のインフルエンザ対応を乗り越えた1月の或る日、近隣中学の2年生の生徒おふたりが、職場体験学習の場所に当ホームを選んでくださりご来場されました。今回のホームだよりは、その時の様子を中心にご紹介したいと思います。
ラヴィーレ小田原では毎月第4土曜日に子ども食堂を開催しております。こちらに来てくださる子どもたちは小学生が中心で、車椅子乗車体験や配膳のお手伝い、食事をはさんで、ご入居者さまと一緒にレクリエーションを楽しんでいただいておりますが、今回は、その中学生版といった趣で、介護の現場を見学しながら、レクリエーションの代わりにいつも実施している介護予防体操を一緒に体験していただきました。
おふたりの生徒は自己紹介を兼ねた「プロフィールシート」を事前に準備してご来所されました。
そこにはご自身の特徴と職場体験にあたっての目標・抱負が記されており、その内容に、とても感心させられました。
挨拶をすませて、さっそく館内をご案内したあと、ご入居者さまと散歩へ出かけます。
ホームに戻ったふたりは、介護スタッフに積極的に質問していました。
「一日の仕事の流れを教えてください」
「介護の仕事をしていてよかったなと感じることはありますか?」
「特に力を入れて取り組んでいることはなんですか?」
「利用者の方と接するときに、心がけていることはありますか?」
「介護の仕事につきたいと思ったのはなぜですか?」
スタッフはそれぞれ回答していましたが、うまく答えることができたか、少し不安ではあります。。。
ホーム内を一通り見学した後は、車椅子の乗車体験。あえて難易度の高い坂のスロープを自走をしてもらい、障害を持つ方のお気持ちが少しでも理解できるよう促しました。
ふたりとも一生懸命に取り組んでくれて、説明するこちらも力がはいります!
ふたりの、相手をまっすぐに見据えた澄んだ瞳が、とても印象に残っています!
ふたりとも、とてもキラキラと輝いていました!
もちろん、ご入居者さまも大喜びです!!
配膳する先々で記念撮影のリクエストがあり。。。
ふだんはなかなか見ることのできない、ご入居者さまの嬉しそうな満面の笑顔がありました!!
ラヴィーレ自慢のお食事をご試食してもらい、休憩をはさんで、午後は介護予防体操体験です。
1時間以上の体操でかなり運動強度も高く、まして慣れない場所ではじめての体験、ふたりとも疲れたと思います。
実際にラヴィーレ小田原で体操体験をすると、みなさま「これを本当に高齢者の方がしているのか」と思うくらいの運動強度があり、驚く方が多いです。
おふたりにとっては長い一日だったと思います。本当にお疲れさまでした。ぜひまた、遊びに来てください。お待ちしています!!
今回の職場体験に同行した3名のスタッフの声です。
「職場体験に来てくれた中学生のおふたりと、介護の仕事に興味を持ってくれたことがすごく嬉しくてたくさんお話しをしてしまいました。未来あるおふたりのこれから先、たくさん悩んで、考えて、やりたいことを見つけて、素敵な大人になって欲しいと思いました。ふたりの未来を応援しています!!(田元)
「今回は金曜日でしたので、SSAP(SOMPO・スマイル・エイジング・プログラム)の体験をしていただきました。この体操プログラムは【運動】【認知機能トレーニング】【栄養指導】【社会参加】の4つのコンテンツをオンラインのライブ配信で行うもので、楽しく参加しながら、より効果的に脳と体の健康を保つ事が可能になる、と体操の効果を説明させていただきました。会場の準備をして、いよいよ、ご入居者さまと一緒にLet’s try! 中学生のふたりは「キツイ!」と言いながら、それでも一緒に最後までがんばってくれました。このような体操をご入居者さまは週3回しています!よかったら、また他の体操にもぜひ体験しに来てくださいね!!」(松村)
「中学生のお二人のまっすぐな目と素直に吸収しようとする姿勢に感銘をうけました。今回の体験で介護の仕事に興味を持っていただけたら嬉しいです。貴重な経験をさせていただきありがとうございました」(小長谷)
わたしたちは現在を精一杯生きて、できる限り良い世界を創って、その先の未来を次の世代に託さなければいけないなと、おふたりを見ていて、そんな風に感じました。そして、目の前にいるご入居者のみなさまは、一生懸命に生きてきた先人でもあることを、決して忘れてはいけないと、改めて思います。
職場体験に介護の仕事を選んで、わたしたちのホームに来てくれて、本当にありがとうございました。おふたりに、少しでも介護の仕事の魅力ややりがいが伝わっていれば、これに勝る喜びはありません。
おふたりの目標、「たくさんの人を笑顔にする」は、完璧にできていました!100点満点です!!
【リリムジカの音楽療法始まる】
秋のホーム体験会でご紹介した、リリムジカのミュージックファシリテーター湯山様による音楽療法が、満を持して1月16日より開始されました。今後、第1、第3木曜日の10時に定時開催していきます。こちらの様子は、また別の機会にじっくりとご紹介できればと思います。
【Jazz Live at ラヴィーレ小田原】
通算3回目となるジャズ・ライブも開催されました。今回もボーカル&ピアノにギター、フルート&サクソフォーンのトリオ編成で、クラシックジャズの名曲の数々を堪能いたしました!
2時間近くの間、集中して演奏を聴くご入居者さまの姿が、いつも新鮮です。
やはり音楽は、魔法の力があると思います!
【CARE SWEET~美容レク】
美容レクも再開しました。今回のテーマはネイルオフ・ケア。お爪の表面を磨いて艶を出し、指先が潤う保湿ケアで仕上げました。美の追求は今年も続きます!
1月後半には、前回、感染症対応で開催できなかった子ども食堂を、来てくれた子どもたちと餅つきをしながら楽しみたいと準備しています。
みなさま、よかったらぜひ、お気軽にラヴィーレ小田原にお立ち寄りください。みなさまとの一期一会の出会いを、今年も楽しみにして、お待ちしています。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
その他のサービスについて閉じる