ケアカンファレンス改革～スタッフの想い③
2023年6月21日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。介護付有料老人ホーム SOMPOケア ラヴィーレ小田原 生活相談員の髙橋と申します。私は昨年11月に生活相談員兼副ホーム長に着任し、早6か月が経過しました。新卒のケアスタッフとして入職以来、ラヴィーレ小田原ひとすじで12年になりますが、生活相談員として、少しでもみなさまのお力になれるようこれからも精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、この4月から取り組んでいる新しいカンファレンスの仕組みについてお話させていただきます。
ラヴィーレ小田原では、ご入居者様への対応を見直すカンファレンスを週1回実施しています。介護、看護の視点から専門的な話をして、良い意見や対応方法が見つかるのですが、これまでは各セクションのリーダーのみで行っていたため、肝心な実施するスタッフへの落とし込みが十分に出来ていないことがありました。そこで今期は、各セクションのリーダーのみではなく、多くのスタッフがカンファレンスに参加できるよう実施時間を固定し、業務として参加必須にすることで、多くのスタッフがカンファレンスへ参加できるようになりました。参加するスタッフが増えたことで、様々な角度から意見がでるようになっています。
発信するスタッフの分母が増えたことで、なぜこの援助が必要かを理解したうえで実践し、その記録もしっかりと残すようになりました。それにより見直しの精度が上がり、ご入居者様により適切な支援をすることが出来るようになっています。また、スタッフ同士の見方も変わったように感じます。これまではセクション間やスタッフ間での意見の食い違いが連携を取りづらくする面もありましたが、カンファレンスに多くのスタッフが参加することで、スタッフ一人ひとりの考え方や思いを知り、相互理解が進んだ結果、連携がとてもしやすくなりました。
カンファレンスに参加することで、自分たちの関わり方がケアプランに反映していることや、逆にケアプランの内容を理解して、どのように支援していくのかがスタッフに浸透しやすくなります。カンファレンスをする前に各担当者が作成するご入居者様の現状を知るための情報収集シートが、何のために必要なのかを理解したうえで参加するスタッフが増えていけば、カンファレンス自体もより良いものになっていき、スタッフの成長や仕事のやりがいにもつながるのではないかと思います。スタッフが成長することでご入居者様への対応もより良くなり、ご入居者様が希望される生活の実現に近づいていきます。
カンファレンスはすべての職員が一つの目標を共有し、その達成を目指すチームケアを行う上でとても大切な機会となりますますので、実施方法や実施内容を見直しながら、ご入居者の望む生活の実現を目指してまいります。
■6月18日、父の日
SOMPOケア ラヴィーレ小田原でレクリエーションを担当させて頂いております、ケアスタッフの宮崎と申します。6月18日は父の日でした。父の日の企画として、ネームを付けたタオルを贈らせていただきました。
SOMPOケア ラヴィーレ小田原には16名の男性の方がいらっしゃいます。100歳近くの方も多く、みなさま声量もあり、とても元気な方ばかりです。
毎日元気にお過ごしいただいており、用途を選ばずに手軽にお使いいただけるものとして、タオルが良いと思い、今回選ばせていただきました。
みなさま、日ごろのお手洗いの際には、手拭き代わりのペーパータオルを、もったいないからと、1枚1枚大事に使って下さいます。いまは便利で何でもある世の中ですが、ものを大切にするというお気持ちから、みなさまがこれまでどのような時代を生きてこられたのか感じることができて、心が揺さぶられることもあります。
今回のタオルは、絵柄の縁起がよいと思われるものを選ばせて頂きました。富士山、ふくろう、招き猫、梅と鶯、クローバーなど、みなさま方には別々な物を、それぞれにお名前をつけてご用意させていただきました。
今回のタオルは、絵柄の縁起がよいと思われるものを選ばせて頂きました。富士山、ふくろう、招き猫、梅と鶯、クローバーなど、みなさま方には別々な物を、それぞれにお名前をつけてご用意させていただきました。
私自身も、ものを大切にするというお気持ちを改めてしっかりと受け止めて、日々のみなさま方のお力になれるように頑張っていきたいと思います。
■6月24日、子ども食堂
今月も子ども食堂を開催します!
今回もホームのスタッフが、子どもたちとご入居者様の交流を思い描いて、素敵な手作りの遊具を作って心待ちにしております。次回のホームだよりは「子ども食堂」の様子を中心にお届けしたいと思います。
引き続き、ラヴィーレ小田原をどうぞよろしくお願いいたします。
