未来への懸け橋~スタッフの想い②
2023年6月10日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。介護付有料老人ホーム SOMPOケア ラヴィーレ小田原 ホーム長の肥留間です。
今回はホームのレクリエーションを担当するスタッフが、「母の日」と「子ども食堂」を振り返り書き下ろした、シリーズ連載『スタッフの想い②』をお届けします。よかったら最後までお楽しみいただければと思います。
■思い出に残るレクを企画したい
SOMPOケア ラヴィーレ小田原でレク委員をしていますケアスタッフの宮崎です。レク委員の企画として、先日の母の日に靴下をプレゼントさせていただきました。
今回、何故靴下を選んだのかというと、普段ご入居者様に接しているとき(特に入浴介助等での脱衣時)に、靴下を脱いだ時のゴムの痕が痛々しく見え、下肢の浮腫みのある方の多さが気になり心配していました。
ご入居者様の浮腫みが気になっていたときにレク委員長より、母の日を担当してもらえないかと話をいただき、ゴムの痕がつかない、ご入居者様の足に優しい素材の靴下はないものかとネットで調べてみたら、思っていたものがあったので、事務のスタッフにも協力していただき、素敵な柄の履き口の優しい靴下を用意することができました。
ホームの中で、靴下やハンカチ、タオル等の小物が間違って他のところに紛れてしまったり、紛失してしまったり等のトラブルも稀にあったので、個人個人の名前をテプラで作り、アイロンで貼り、完成した物をラッピングしました。
また、入居者様を担当しているスタッフが、お一人おひとりにメッセージカードを書いてくださり、それと一緒にお渡しすることができました。
プレゼントをお配りした時のご入居者様同士が嬉しそうにお互いのプレゼントを見せ合っている姿や、メッセージカードを大事そうに胸にあて涙ぐまれる方がいたり、「名前までつけてくれたの?ありがとう!!」と喜んでくださり、労いの言葉までいただけて、私までとても嬉しい気持ちにさせていただきました。
まだまだ未熟で、ご入居者様には行き届かないことが多く申し訳ないのですが、これからもご入居者様に喜んでいただけて、思い出に残るようなレクの企画をしていきたいと思います。
■子ども食堂を振り返り、未来を想う
ケアスタッフの小川と申します。
ラヴィーレ小田原での5月の子ども食堂は、地域の小学1〜3年生5人と保護者様3人にご参加いただきました。低学年でありながらも子どもたちはみんな、一生懸命配膳のお手伝いをしてくれて、その後のお昼ご飯は沢山食べてくれました。中にはおかわりをする子もいました。
レクリエーションでは、ご入居者様と一緒に輪投げ遊びをして盛り上がりました。チーム戦で、子ども対ご入居者様対保護者様で行われたのですが、先攻の子どもたちは負けじと上手に輪を投げ、外れると悔しそうにしていましたが、後攻のご入居者様は椅子や車椅子に座って輪投げをしますので、うまく力が入らなかったり、まっすぐに飛びません。それを子どもたちが見て、輪を拾ってご入居者様に渡しに行ってくれたり、投げた輪が惜しくも外れてしまった時には、即座に拾って的のペットボトルに入れてくれて、入ったことにしてくれる子もいました。
子どもながらに、ご高齢者の不自由さを理解し手伝おうとする姿勢にとても感動しました。ご入居者様は子どもたちとふれあい、一生懸命な子どもたちを見てるだけでも、常にニコニコと微笑まれておりました。
ご入居者様は子どもを育て、家族のために働き、社会に貢献されるなど、いろいろな経験をしてこられた人生の大先輩です。住み慣れた家を離れホームに入居されています。その方たちの困りごとのお手伝いをして、お話しを傾聴し、楽しみを持った豊かな生活を送っていただきたいと、私たちスタッフはみんな思っております。
子どもたちには、お手伝いをして褒めてもらったことや、喜んでもらえたこの経験を通じて、いつか将来私たちと同じように思ってくれたなら、これに勝る喜びはありません。
ラヴィーレ小田原の「子ども食堂」は6月も開催されます。子どもたちとご入居者さまの遭遇にスタッフの想いを乗せて、ご入居者さまの人生が未来を拓く子どもたちへ笑顔で継承される懸け橋となるよう、今月も準備を進めております。
みなさま、よかったらぜひアットホームなラヴィーレ小田原へお越しくださいませ。
みなさまとお会いできる日をスタッフ一同楽しみにしております。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
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