人にしかできない、人だからこそできる、価値ある仕事。
2022年8月20日
私たちSOMPOケアでは、少子高齢化、労働人口減少、介護の需給ギャップ拡大への対策として、ICT・デジタルテクノロジーの積極的な活用から、適切かつ効率的な介護サービスの実現と施設運営の安定化を目指した取り組みを行っております。今回はそうしたモデルのひとつでもあります「眠りSCAN」について、改めてご紹介させていただきます。
■眠りSCANとは?
眠りSCANはマットレスの下に設置したセンサーにより、体動(寝返り、呼吸数、心拍数)を測定し、睡眠状態を把握できるものです。眠りSCANを全居室に設置し活用することで、ご入居さまの生活習慣の改善に役立てることができます。
■眠りSCANに期待される効果
・ご入居者さまの安眠を促進
従来の巡視方法では入室の際、ご入居者さまを起こしてしまう場合がありましたが、直接入室せず安否が確認できるため、不要な中途覚醒を避けることができます。
・ご入居者さまの生活や行動に合わせた介護
睡眠状態に合わせて援助をスケジュール化することで、介護の優先順位づけ、ご入居者さまの安全・安心、生活の質の向上につながります。
・目が行き届く安心な見守り
事務所に設置したパソコンや職員が携帯する端末に、各ご入居者さまの状態がリアルタイムに一覧で表示されます。居室での「睡眠・覚醒・起き上がり・離床」さらに「呼吸数、心拍数」が分かるので、職員の少ない夜間もご入居者さまの状況に合わせた介護と見守りが可能になります。
・介護者の労働環境改善
居室での状況が見える化されることで、行動の変化が予測できるようになり、介護者の精神的な負担を減らすことが見込めます。また、不要な訪室回数を減らすことができ、効率的な業務が行えるようになります。
ホームに導入して約2年になりますが、測定された呼吸数や心拍数から体調変化を素早く確認できることは介護者の安心感につながりますし、何よりご入居者さまの体調管理に大きく貢献しています。最近ではコロナ発症前の心拍数や脈拍に一定のパターンがあるのではないかと分析したり、睡眠状態から適切な排泄介助の時間を推測することもできるなど、眠りSCANのデータをさらに駆使していくことで、よりお一人おひとりに合った個別ケアを提供し、病気の予防や自立支援に活かすことができると思います。
私たちは介護の未来を見据えて、これからもテクノロジーが代替できるものは積極的に活用しながら、人は「人にしかできないこと、人だからこそできる、ご入居者さまとのふれあいをより重視した介護」を目指してまいります。
こんにちは。ラヴィーレ小田原の新井です。
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。暑い日が続いていますね。
暑いと食欲が低下しがちですが、暑いときだからこそ、おいしい食事で栄養を摂って元気にお過ごしいただきたい、そんな願いを込めて提供させていただきました、8月の行事食をご紹介します。
■8月19日 サマーランチ
華やかな洋風ランチをお楽しみいただきました。
パニッシュオムレツとムール貝海老マリネ、キャロットラペをワンポーションの前菜にして、柔らかいパンとバジル風味の野菜スープ、薄く伸ばした豚肉にチーズと香草が香るパン粉をつけ、カリッと揚げたポークカツレツを、さっぱりとしたトマトソースでお召し上がりいただきました。デザートにはフルーツポンチをご用意して、彩り豊かなフルーツと爽やかなサイダーで涼を感じていただけたと思います。お料理を写メにとってご家族様にメールで送信された入居者様が受付にお越しになられ、お写真とメールのやり取りを見せてくれました。「すごい豪華ねー」「おいしそー」と返信があり、ご本人様が少し自慢げに、嬉しそうにお話して下さり、私も少し誇らしく、とても嬉しく思いました。
■8月5日 えびめし
岡山県の郷土料理をご堪能いただきました。
えびめしは岡山県の喫茶店などで提供されている人気メニューだそうです。デミグラスソースとケチャップなどで味付けし、錦糸卵でやさしい味にまとめた、ドライカレー風味の真っ黒なチャーハンです。岡山県はマッシュルームの生産が盛んなことから、マッシュルームサラダと、岡山県の特産物である黄ニラを使用したスープ、デザートは夏名産の白桃をイメージした桃ヨーグルトムースでした。お食事中のテーブルでは岡山県の話題に花が咲いており、そのご入居者様は昔、お仕事で岡山に行っていたそうで、懐かしそうに当時を振り返り、お話されていました。そして食事の後には「お料理も美味しかったよ」と、受付まで伝えにきてくださいました。
ラヴィーレ小田原では、お食事を美味しく召し上がっていただくことに力を入れております。温かい物は温かいうちに、冷たい物は冷たいうちに提供させていただくために、ご入居者様がお席に着いていることを確認してから、お食事の提供をしています。
ホームにご来訪の際には、是非、ラヴィーレ小田原の(自慢の!)お食事をお召し上がりいただければと思います。
それでは、残暑厳しき折、みなさまご自愛くださいませ。
ラヴィーレ小田原を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ご家族さま、近隣地域とも協力し、ご本人の心身の状態に応じた適切なケアを提供します。またケアスタッフやケアマネジャー、看護スタッフなど、多職種が連携し、尊厳を大切にしたケアに努めます。
その他のサービスについて閉じる全室個室なのでご面会は24時間いつでもお気軽にお越しいただけます。居室にトイレや洗面台もあり、ご自宅と同様のプライベート空間を確保。また、緊急呼出装置が各所に設置されており安心です。
※一部ホームでは居室にトイレが無い場合もあります
住み慣れたお部屋で最期を迎えたいというご入居者さまのご要望により、看取りに対応しています。事前に看護処置の準備、医療機関との連携の確認、ご家族さまとの連絡体制の確保などを行い、心を込めて、身体的、精神的苦痛、苦悩の緩和に努めます。
その他のサービスについて閉じる咀嚼力、嚥下力に合わせたやわらか食など、お身体の状態に合わせた形態食をご用意。高血圧や心臓病などの病態別食や、減塩食などにも対応いたします。食べる楽しみを感じ続けていただけるよう、日々メニューの開発に努めています。
その他のサービスについて閉じる1~30日間(29泊)まで、要介護1から要介護5の認定を受けている方がご利用いただけます。車椅子をご利用の方や歩行が困難な方でも、安心してお過ごしいただけます。ご家族の外出等で、ご自宅で過ごすのが困難になる間など、お気軽にご活用ください。
その他のサービスについて閉じる末期がん・難病などの方で、医療依存度が高くご自宅等でのご生活や療養が困難になられた方に向けた、特別な料金プランをご用意しています。また、介護スタッフと看護スタッフが24時間常駐しているので、安心してお過ごしいただけます。
その他のサービスについて閉じる