コロナ感染症「第7波」拡大に対する、ホームの対応をご案内します
2022年8月5日
いつもホームだよりをご覧いただきありがとうございます。介護付有料老人ホーム SOMPOケア ラヴィーレ小田原 ホーム長の肥留間です。
7月に入りコロナウイルスの「第7波」が猛威を振るい、小田原周辺でも急激な感染拡大へと移行してきました。幸い8月4日現在、ラヴィーレ小田原のご入居者様、職員には感染者、濃厚接触者は発生しておりませんが、周辺ホームでは感染が拡がっており、いつ感染があってもおかしくない状況です。感染力は強く、症状は軽いとの報道もありますが、依然として指定感染症でもあり、高齢者が感染した場合には、重症化するリスクは高いと考えられます。
ラヴィーレ小田原では、ご入居者様に対する4回目のワクチン接種が開始され、8月中旬までには、希望するすべてのご入居者様に対するワクチン接種が完了する見込みです。また、職員に対しては、感染予防対策を再度徹底して、改めて危機意識を強くもって施設運営に努めているところです。3つの「密」を避けること(換気の悪い密閉空間、多くの人の密集する場所、近距離で密接した会話)の再徹底、スタンダードプリコーションの再徹底(一行為一手指洗浄、出退勤前の検温、うがいの励行、マスクの着用、食事の2交代制、ソーシャルディスタンスの実施等)を改めて検証し、強化するとともに、職員間の懇親会は自粛を基本として、プライベートにおいても感染予防に取り組んでおります。また。感染時の対応についてもシミュレーションし、物品の手配やオペレーションについて確認をして、有事の際に迅速な対応ができるよう準備をしております。
現在、ホームのご家族様面会につきましては、これまでと方針に変更はなく、ご来訪による面会とオンライン面会を併用してご案内しています。ご来訪による面会は予約制を原則として、ご来訪時に検温と体調確認、手洗い、うがいをお願いして、生活空間と面会空間の区分けを確立させるため相談室を利用していただき、ご来訪者の居室への入室は原則禁止とさせていただいております。ご不便をおかけいたしますが、引き続きご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
また、施設見学につきましては、一部制限はございますが、ご案内を継続しておりますので、ご質問やご相談はお気軽にご連絡いただければと思います。尚、今後の感染症の動向により、上記対応の見直しが必要になるかもしれませんが、その際には迅速に対応の上、改めてみなさまにお知らせいたします。
暗いニュースの多い最近ですが、広報担当、事務の新井さんから温かいエピソードをひとつ入手しましたので、ご紹介させていただきます。
「私がここ、ラヴィーレ小田原の受付に立たせて頂くようになって4か月が過ぎました。今日はこの受付で、気持ちが温かくなったお話をご紹介したいと思います。
以前にもこのホームだよりで紹介しましたが、2月末までラヴィーレ小田原の受付にいた職員が、3月よりラヴィーレ小田原弐番館に異動になりました。その後、あるご入居者様の元に、ご家族様から夏みかんが送られてきました。そのご入居者様はスタッフのみんなにも食べてもらいたい、あの異動になった職員にも届けて欲しい、とおっしゃられました。異動して時間が経っても、覚えていて、気にかけてくれるご入居者様のお気持ちを嬉しく思い、早速そのスタッフに伝えると、とても喜んでいました。そのスタッフは、4月に事務職に異動となったものの、右も左も分からず、パソコンも文字を打つのがやっとの私に、ゆっくりと丁寧に、優しく仕事を教えてくださいました。そして現在は、かつて私も在籍していた、ラヴィーレ小田原弐番館の副ホーム長として活躍されています。ラヴィーレ小田原と小田原弐番館、そして、そんぽの家鴨宮の3つのホームは、鴨宮駅周辺にあり、それぞれのホームと距離が近いこともあって、様々な面で連携しています。物品の貸し借りはもちろんのこと、コロナのこの時期は各ホームの人員が足りなくなることもあり、そんな時には応援に行き、ホーム間の協力で乗り切ろうとしています。これからもこの「チーム小田原」の連携を生かしながら、それぞれのホームの良いところを吸収し、発展していけたらいいなと思います」。
そんなある日、小田原弐番館の星崎副ホーム長が来訪してくれました。
ラヴィーレ小田原の中村副ホーム長との息の合ったツーショットです。
小田原エリアの連携=「チーム小田原」については、これからも少しずつ紹介させていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染への感度をより高め、感染症拡大予防に関する厳戒態勢を徹底しながら、ご入居者様の健康維持、生活の維持と向上を、職員一丸となって可能な限り図ってまいります。
引き続きラヴィーレ小田原を、どうぞよろしくお願いいたします。
