介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア ラヴィーレ小田原ホームだより

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息子と一緒に、コメダ珈琲に行きたい!

2022年5月15日

ラヴィーレ小田原は、日ごろよりたくさんの関係者のみなさまの支援を受けております。
今回は、訪問リハビリでお世話になっております、唐木整形外科の理学療法士、矢部先生とご入居者さまの様子について、ご紹介したいと思います。

矢部先生は、私(肥留間)が以前に在籍していたホームからのお付き合いで、能力向上が見込めるご入居者さまの相談を4、5年ほど前よりさせていただくようになり、訪問による機能訓練を受けた方は、確実に能力向上を果たしています。車椅子で移動されていた方は歩行器を使用して歩くことができるようになり、いまではそれが普通の生活となっています。

能力向上を目指すには、身体的な機能だけでなく、心理的な状態や環境面など、様々な要素が影響しますが、成功事例に共通しているのは、ご本人さまの意思が最も大切である、ということです。

歩行器で歩けるようになって、ご本人さまは何を望んでいるのか。

たとえ障害をお持ちになっても、ご入居者さまは能力向上(=障害や病気からの回復)を目指して生きています。わたしたちは、それを信じて能力向上のサポートをします。
決して強要せず、自然な形でご本人さまの希望を聞き取り、状態を確認し、ご本人さまのペースに合わせて、各分野の専門職と協働しながらリハビリを進めていきます。

現在、矢部先生と取り組んでいる方は、脳腫瘍を発症し左半身麻痺になられ、その後食欲不振が顕著にみられ、経口摂取が困難となったため胃瘻造設して、一日の大半をベッド上で過ごされている方への訪問リハビリを利用した機能訓練です。離床して移動する際には、麻痺による拘縮を考慮して、リクライニング式の車椅子を使用していますが、ご本人の地道ながんばりと矢部先生の施術による効果的なリハビリで、座位が安定して取れるようになりました。その結果、食堂にお連れしてお過ごしになることができるようになりました。また、並行して消化器の専門病院で嚥下機能を再度評価して頂き、ゼリータイプから経口移行訓練を開始して、現在はパン粥やムース食を食堂でお召し上がりになれるほどに、能力向上による生活の質の改善がみられています。

どんなときも能力向上の取り組みに全面的にご協力してくださるご家族さまに、この場をお借りして改めて感謝したいと思います。いつも本当にありがとうございます。
ご本人さまからも、ご家族さまへの感謝の気持ちを、お話するたびにお聞きしています。

これからも、たえず向上を目指す取り組みを継続してまいります。
ラヴィーレ小田原を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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