介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)SOMPOケア ラヴィーレ小田原ホームだより

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続・カスタムメイドケア宣言

2022年5月10日

SOMPOケア ラヴィーレ小田原の生活相談員、中村です。

今回はラヴィーレ小田原での取り組みの一つである「カスタムメイドケアカンファレンス」(以下:カスタムカンファ)についてお話をさせて頂きたいと思います。

カスタムカンファはご利用者様の「できること」に着目して自立を支援し、QOL(生活の質)の向上を目指します。その目的は、①「現場との動きの乖離をなくすこと」、②「自立支援に向けた援助ができること」となります。

具体的には、翌々月のケアプラン更新や状態の変化があった利用者様を対象に、月に2回カンファレンスを行います。1回目のカンファレンスでは、各居室担当の介護職員が情報収集シートに沿ってご利用者様への援助等を情報収集し、ライン表(業務表)と現場の乖離の検討会を行います。状況に応じてスケジュールや内容を変更し暫定スケジュールを作成し、2週間後の次回カンファレンスまで暫定スケジュールを実施します。

2回目のカンファレンスでは暫定スケジュールを実施しての評価を行い変更するかどうかを確定させ、翌々月の更新ケアプランに反映させます。

介護保険制度では、計画つまりケアプランを前提として、サービスを行う仕組みになっています。計画とは、ご利用者様一人ひとりについての日常生活における目標に沿って、総合的かつ効率的にサービスを提供するためのものです。ご利用者様一人ひとりの計画であり、また生活全般にわたる計画です。

個別ケアの具体的目標と具体的内容を記したものがケアプランであり、ケアプランの目的は、本人様やご家族様、各専門職等、関係者がその内容を共有し、実施することです。

①もっている力に応じた日常生活の支援(自立支援)
②状態の改善・悪化の防止(介護予防、重度化予防、認知症症状等の緩和)
③これまでの暮らしの継続、その人らしい暮らしの継続(QOLに関わる部分)

これらの項目が達成されることが究極の目的となります。

ラヴィーレ小田原ではカスタムカンファを開始してから3年目となります。
今後も継続して各職員が観察力、問題解決能力を養い、ご利用者様の自立を支援しながらQOLの向上をはかれるよう努力してまいります。

中村相談員の力強い「カスタムメイドケア宣言」に続いて、最近のご入居者様の様子をお伝えします。

5月8日は母の日でした。
日ごろの感謝を込めてお洒落な洋食ランチをご用意させていただき、職員からメッセージカードを添えて、みなさまにささやかなプレゼントを贈りました。

ランチのメニューは鯛のポワレをメインに、カプレーゼ、キッシュ、生ハムアスパラの三種類の前菜、赤ピーマンポタージュ、パン、デザートにはローズヒップゼリーと色鮮やかで風味豊かなコースをお楽しみいただきました。お料理は好評で、お召し上がりになられたみなさまから「美味しかったわ」といった声とともに、カードをお読みになられた方からは「ありがとう」とお喜びの声もたくさんいただき、笑顔でレストランを退席される際には、お一人おひとり記念撮影も行い、あらためてみなさまの不老長寿をお祈りしました。みなさまの笑顔と「ありがとう」は、私たちにとっていちばんの癒しであり、がんばるための原動力になります!!

ランチの前にはカラオケで盛り上がりました。
みなさま、歌の好きな方が多く、カラオケはいつも大盛況です。
散歩をするにも良い季節ですので、新緑で輝く公園を元気に歩かれる姿も多く見られています。

みなさまが健康で、笑顔溢れる毎日をお過ごしいただけますよう、これからも精一杯サポートさせていただきます。

引き続き、ラヴィーレ小田原をどうぞよろしくお願い致します。

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